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ローマ法王、8月14日に来韓

Posted March. 11, 2014 03:35,   

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フランシスコ・ローマ法王の韓国訪問が公式に確定した。

ローマ法王庁と韓国天主教主教会議は10日午後8時(ローマ時間午後12時)、ローマ法王が天主教大田(テジョン)教区で行われる第6回アジア青年大会に出席するために8月14〜18日に韓国を訪れると明らかにした。ローマ法王は来韓期間に清州(チョンジュ)教区で運営する障害者などの共同体である忠清北道陰城郡(チュンチョンプクト・ウムソングン)の「コットンネ」も訪れる計画だ。

ローマ法王の来韓は、1989年の第44回ソウル世界聖体大会に参加したヨハネ・パウロ2世以来25年ぶり。

ローマ法王は5日間の来韓期間に青年大会に出席し、「尹持忠(ユン・ジチュン)パウロと同僚殉教者123位」の施福式と韓半島の平和と和解へのミサも執り行う計画だ。来韓初日の14日には大統領府を訪れ、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に会う。

主教会議は、法王の訪問場所にコットンネが含まれたことについて、「ローマ法王は昨年法王に選出されて以降、貧しく疎外された人々の痛みを癒そうと努めてきた」とし、「コットンネの訪問は法王の行動を象徴的に表すものだ」と述べた。

宗教界は、今回の施福式が1984年のキム・デコン神父を含む103位の施福式以降、30年経って迎える大きな慶事だと歓迎している。ローマ法王がミサを通じて韓半島の平和を祈ることで、今後宗教界だけでなく韓国と北朝鮮の和解に肯定的な影響を及ぼすという見方も出ている。

主教会議は、「法王の司牧訪問のテーマは『起きよ。光を放て』(イザヤ書60章1節)」だとし、「韓半島の平和と殉教者の施福、未来を象徴する青年に対する祝いと願いという意味を同時に含んでいる」と明らかにした。

廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿は同日発表した歓迎メッセージで、「ローマ法王の来韓が、南北の和解と平和に役立つことを願い、アジア全体に神の平和を伝える機会になることを期待する」と述べた。宗教界は、法王来韓準備委員会を構成し、主教会議の議長である姜禹一(カン・ウイル)主教が委員長、鉠圭晩(チョ・ギュマン)ソウル大教区補佐主教が執行委員長を務める。