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洪明甫監督、スピード追い抜き銀に「団体種目にメッセージ」

洪明甫監督、スピード追い抜き銀に「団体種目にメッセージ」

Posted February. 28, 2014 03:18,   

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「ソチ五輪とブラジルW杯を結びつけたくはありません」

24日閉幕したソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルで、「フィギュアの伝説」金姸児(キム・ヨナ=24)は、ロシアのアデリナ・ソトニコワ(18)に押されて銀メダルに終わった。国内外で開催国ロシアの横暴による偏頗判定だという声が高まった。サッカー代表チームは今年6月18日、ブラジルW杯の1次リーグの緒戦でロシアと対決する。フィギュアで受けた屈辱の仇討ちをサッカー代表チームが肩代わりしてくれという声も聞こえる。

しかし洪明甫(ホン・ミョンボ)代表監督(写真)は27日、ソウル光化門(クァンファムン)広場で行われた韓国代表の新ユニフォーム公開行事で、慎重な態度を見せた。洪監督は、「2002年韓日W杯の米国戦で選手たちがショートトラックのゴールパフォーマンスをしたことを覚えている。自分も国民の一人として(金姸児の判定について)悔しい気持ちを持っている。ロシア戦でゴールを決めたらフィギュアのパフォーマンスをしようという話が出ているが、そういうことに気を使っていると競技力に影響を与えかねない。そういうことになるのは望んでいない」と話した。

2002年韓日W杯の1次リーグで第2戦の米国戦で、安貞桓(アン・ジョンファン)、李天秀(イ・チョンス)ら韓国選手たちは同点ゴールを決めた後、ショートトラックのパフォーマンスをした。2002年ソルトレイクシティ五輪のショートトラック男子1500メートル決勝で金メダルが有力だった金東聖(キム・ドンソン)がアポロ・アントン・オーノ(米国)のオーバーリアクションのために失格処分を受けたのを風刺したものだった。

一方、洪監督はスピードスケート男子団体追い抜きの銀メダルについては、「個人の能力では負けていていながらも銀メダルを取った。韓国の全てのチームスポーツに投げかけるメッセージのある場面」だと話した。

この日発表された代表チームのユニフォームは、強烈な赤色のシャツとブルーのパンツで、太極の陰陽を表現した。太極文様を使った伝統基調を維持したが、方にブルーの帯を入れ、甲冑をまとった戦士のような強いイメージを表現した。エコを強調するため、代表ユニフォームでは初めてシャツとパンツにストッキングまですべてをプラスチックボトルをリサイクルした素材で作った。ナイキは、「上下と洙とキングを1セット当たり18本のプラスチックボトルを使った」と説明した。

来月6日のギリシア戦に出場する予定だったDFチャ・ドゥリ(ソウル)と郭泰輝(クァク・テヒ=アル・ヒラル)は太ももと足の甲が故障し、代表メンバーから外された。洪監督は、二人の代わりにキム・ジュヨン(ソウル)を抜擢した。