Go to contents

尹富根・三星電子社長、「曲面テレビや4Gで中国市場攻略」

尹富根・三星電子社長、「曲面テレビや4Gで中国市場攻略」

Posted February. 28, 2014 03:18,   

한국어

「三星(サムスン)電子の7ヵ所のグローバル研究所やデザインセンターを始め、約6万人の中国の三星電子の職員らが、中国現地に最適化された革新製品を出すため、汗を流しながら努力しています」

三星電子消費者家電(CE)の尹富根(ユン・ブグン)代表(写真)が、中国市場への攻略に本格的に乗り出している。尹代表は27日(現地時間)、インドネシア・バリ島で中国市場向けに行われた「三星フォーラム」行事で、講師として立ち、中国市場の重要性について強調した。三星フォーラムは、三星電子が毎年、地域別に主要バイヤーらを招待し、新製品を紹介する行事であり、今年は、スペインのマラガやメキシコのカンクンに続き、バリ島で3回目が行われた。

尹社長は、「昨年、中国市場での総販売額が80%伸びた」とし、「世界最大市場の中国で、今年も成長を続けていくことになるだろう」と主張した。尹社長は同日、中国市場の攻略に向けた戦略として、△カーブドUHD(超高画質)テレビ市場の開拓、△第4世代(4G)モバイル通信市場の先導、△プレミアム家電市場の攻略、△積極的な社会貢献活動を示した。

最近、中国のテレビ市場は、ローカルメーカ各社の主導をうけ、フルHDから速いペースでUHDへと変わる傾向を見せている。三星電子の朴載淳(バク・ジェスン)中国総括副社長は、「中国市場に世界初のカーブドUHDテレビを幅広く披露し、『曲面テレビ時代』を切り開いていく」とし、「中国の地元企業と一緒に、適合型UHDコンテンツの提供にも活発に乗り出すつもりだ」と強調した。

今年、急成長が見込まれる中国4G市場への期待もほのめかした。朴副社長は、「これまで、世界のLTE市場で積んできた経験や技術力を基に、中国内の4G市場を先導するつもりだ」と強調した。そのほか、「スパークリングウォーター冷蔵庫」、「ブルークリスタルデザインの洗濯機」、「モーションシンク掃除機」などのプレミアム家電を披露し、中国プレミアム需要に合わせるという計画だ。