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マイルドな焼酎、きつい競争

Posted February. 25, 2014 04:42,   

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販売数量で全国1位の焼酎「チャミスル」(写真)のアルコール度数が0.5度低くなる。ハイト真露(ジンロ)は、チャミスルのアルコール度数を19度から18.5度へと低くして再発売すると、24日発表した。

チャミスルは12年1月、19.5度から0.5度下げたが、2年ぶりにアルコール度数がまた低くなる。ハイト真露の関係者は、「マイルドな焼酎を好むトレンドに合わせた」とし、「天然原料、天然添加物の質を高めてすっきりした味を生かした」と話した。

ハイト真露は、今回のチャミスルの再発売と共にラベルに、酒類業界では初めて韓国環境産業技術院から認定された「低炭素製品認証マーク」を入れた。また、露の泉とカタツムリのキャラクターでエコのイメージを強調した。チャミスル(360ミリリットル)の出庫価格は961.7ウォンで以前と同じだ。

今回のチャミスルの度数調整は、業界2位のロッテ七星(チルソン)飲料の「チョウムチョロム」が19度から18度に下げた1週間後に行われたものだ。ハイト真露の関係者は、「ライバル商品の再発売の日程と関係なく、相当前から準備してきた作業だ」と説明した。

しかし両社は以前にも同じ頃に焼酎の度数を相次いで調整しており、業界では「互いの動きににらみを利かせている」と分析している。酒類業界の関係者は、「酒の度数変更は国税庁などに予め申告しなければならないため、ライバル企業が事前に知ることができ、焼酎の度数を下げる作業がそれほど難しくないため、即時の対応が可能だ」と説明した。

チャミスルを除いた他のハイト真露の焼酎は度数が変わらない。度数の高い「チャミスル・クラシック」(20.1度)と「真露ゴールド」(25度)、一部の地域に限って市販する低度焼酎の「ソダル」(16.9度=釜山・慶尚南道地域)、「チャミスル・ネイチャー」(18度=大邱・慶尚北道地域)などはそのままだ。