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北朝鮮のサイバー攻撃にも「原点を報復攻撃」、国防部が国会に報告

北朝鮮のサイバー攻撃にも「原点を報復攻撃」、国防部が国会に報告

Posted February. 20, 2014 03:08,   

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韓国のコンピュータ・ネットワークを狙ったサイバー挑発の原点を攻撃できる「スタックスネット(Stuxnet=国家基幹施設を破壊するコンピュータウイルス)」のようなサイバー兵器が開発される。

国防部は19日、このような内容を盛り込んだ国軍サイバー司令部発展計画を国会国防委員会に報告した。スタックスネットは悪性コードの一種で、2010年にイランの原子力施設のコンピュータ・ネットワークをダウンさせるのに使われた。米国とイスラエルがイランをターゲットに使用したサイバー兵器と推定されてきた。国防部関係者は、「今後、サイバー司令部があらゆる範疇のサイバー戦任務を遂行できる能力を備えることに力を入れる方針だ」と述べた。

現在、サイバー司令部は、北朝鮮の対南心理戦に対抗してインターネットなどに対応論理を掲示する程度の任務を行っているが、来年からは敵対勢力のサイバーテロや挑発時の原点を攻撃できる任務も遂行するものと見える。このため5月1日付で合同参謀にサイバー司令部の防御および攻撃作戦を総括指揮する「サイバー防御課」を編成する計画だと、軍当局は説明した。

軍当局は2012年の大統領選挙と総選挙の時、政治文の作成行為が明らかになったサイバー司令部の心理戦団組織を合同参謀に移管し、心理戦の管理監督を強化することを決めた。その一環として、△ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)上の政治的中立の阻害行為の禁止、△政治運動を指示された場合、適法手続きによって異議申し立てをしたり、申告できるようにした。このような内容を含め9項目39の行動規則をまとめた「軍の政治的中立の細部行動基準」を全軍に命じたと、国防部は明らかにした。

一方、北朝鮮軍の今年の冬季訓練で、西海(ソヘ・黄海)上の潜水艦活動が急増しており、軍当局が動向を注視している。軍関係者は、「西海での潜水艦訓練はあまりなかった。異例の状況だ」とし、「海上侵入作戦の能力を維持する活動と見える」と述べた。

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