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三星電子スマートフォン、北米を除いた全地域で1位

三星電子スマートフォン、北米を除いた全地域で1位

Posted February. 12, 2014 03:25,   

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昨年、三星(サムスン)電子のスマートフォンが先進市場と新興市場という「二兎」を捕ったことが分かった。11日、米市場調査会社のストラテジー・アナリティックス(SA)が発表した「13年グローバル・スマートフォン・シェア」によると、三星電子は北米を除いた世界の全地域で1位を占め、2位のアップルとの格差を大きく広げた。

三星電子がもっとも善戦したところはアフリカ・中東地域だった。三星電子は同地域でシェアを12年の43.0%から昨年62.6%へ20%ポイントぐらい増やし、アップル(9.2%)を圧倒的に制した。発売物量も12年対比2倍以上拡大し、昨年、同地域で売られたスマートフォン5台に3台が三星電子の商品であると調べられた。

成功要因としては当地のスマートフォン需要に速やかに対応したことが挙げられる。新興市場だからと言って、格安なスマートフォンを中心に売られるという考えは間違いだ。三星電子の関係者は、「中東、アフリカ市場で『ギャラクシーS4』や『ギャラクシーノート3』などプレミアム戦略のスマートフォンが市場拡大をけん引している」と説明した。

SAによると、中東・アフリカ地域のスマートフォン出荷量は、09年1170万台から昨年5320万台へ増えた。アフリカのモバイルサービス加入者も04年の7600万人から昨年6億5400万人へ10倍近く増えた。

三星電子は中部・東欧州と中南米でもそれぞれ45.2%と37.9%のシェアを記録して、12.8%と9.5%にとどまったアップルを制した。

アジア太平洋と西欧州市場では、三星電子が小幅上昇したか横ばいだったが、アップルのシェアはいずれも下落した。北米地域ではアップルのシェアが37.6%から36.3%へ下がり、三星電子のシェアは26.6%から31.6%へ伸びて順位には変動がなかったが、両社間のシェアの格差は一ケタ台に縮まった。

グローバル市場でのシェアを見ると、三星電子は12年30.4%から昨年32.3%へ拡大し1位を守り、アップルは19.4%から15.5%へ1年間で小幅縮小した。