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在米韓国人団体「慰安婦少女像をさらに2体建設」

在米韓国人団体「慰安婦少女像をさらに2体建設」

Posted February. 11, 2014 05:09,   

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日本軍慰安婦の少女像建設を主導した米国の韓国人団体「カリフォルニア州韓米フォーラム」のユン・ソクウォン代表(67・太平洋銀行理事長)が、今年中にさらに2体の少女像を建造することを明らかにした。ユン代表は9日、京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)にあるナヌムの家を訪れ、元慰安婦女性に会ってこのように話した。ユン代表は、「現在、市議会に協力を求めている。1ヵ所は具体的な輪郭ができていて、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)の少女像の形で7月末までの完成で推進している。もう1ヵ所は議論中だが、碑石にすることを考えている」と説明した。そして、「日本が過去の戦争犯罪を反省せず、軍国主義に回帰しようとする様々な動きをしている。1日も早く贖罪させなければならない」と述べ、韓国人団体を中心に多角的な努力をすると強調した。

ユン代表は昨年7月、米カリフォルニア州グレンデール市の日本軍慰安婦「平和の少女像」の建設で中心的な役割を果たした。2014会計年度米連邦歳出法案を通じて日本の慰安婦問題解決を求めたマイク・ホンダ連邦下院議員の8度目の当選を支援するために、先月ロサンゼルス市内のあるホテルで開かれた韓国人後援の夜の行事を主催した。エド・ロイス米連邦下院外交委院長が先月31日(現地時間)、グレンデールの少女像を訪れたことにも尽力した。ユン代表は、「ロイス委員長が今月中旬に韓国、中国、日本を訪問する予定だが、この時に慰安婦問題の解決に向けて尽力してほしいと要請した」と伝えた。

先月31日に入国したユン代表は、グレンデール少女像を製作した彫刻家・キム・ウンソン(50)、キム・ソギョン(49)夫妻に会って、さらなる少女像建設の細部計画について話し合った。キム夫妻は、ソウル鍾路区(チョンノク)と京畿道高陽市(コヤンシ)、巨済市、米グレンデールの少女像を作った。

ユン代表は、「多くの国内の政治家と国民がグレンデールの平和の少女像を訪れていることは有り難いが、太極旗をさして踊ったり、大きなプラカードを掲げることがある」とし、「名前のように平和を訴える造形物であって、反日や抗日の場所ではないため、逆効果にならないよう自制してほしい」と呼びかけた。