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EU、情報保護違反企業に売上の2%まで罰金を科す

EU、情報保護違反企業に売上の2%まで罰金を科す

Posted February. 04, 2014 03:09,   

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インターネットを通じたグローバルな電子商取引が発展し、多国籍企業が収集した個人情報が海外へ漏洩することも頻繁に起こっている。

欧州連合(EU)は昨年1月、「個人情報保護指針(Data Protection Directive)」を拡大強化した「個人情報保護規定(regulation)」を発表した。EUが多国籍企業に対し、個人情報を海外へ移すとき、EU基準の個人情報保護原則を適用するようにした認証規則「BCR(Binding Corporate Rules)」も含まれている。この規定によると、EUは個人情報保護規定を違反した企業にグローバル売上額の2%または最大100万ユーロ(約14億6210万ウォン)の罰金を賦課することができる。グーグルはEU諸国の情報保護指針に違反したという理由で、スペイン当局から90万ユーロ、フランス国家情報委員会(CNIL)から15万ユーロの罰金を科された。

米国は1995年制定した「プライバシーと個人情報提供及び利用原則」に従って、企業の個人情報収集を徹底して顧客の同意に従う方針にした。昨年11月、米国37の州政府は、グーグルに対してアップル商品の使用者の同意無しにインターネット・ブラウザのサファリを通じたクッキー情報を収集してマーケティングに活用した容疑で1700万ドル(約184億2800万ウォン)規模の罰金を科した。米国連邦取引委員会(FTC)も12年11月、2250万ドル(約243億9000万ウォン)の罰金を科した。