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金信𨪙が今年初の国際Aマッチで初得点、コスタリカと強化試合

金信𨪙が今年初の国際Aマッチで初得点、コスタリカと強化試合

Posted January. 27, 2014 03:23,   

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洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いるサッカー国家代表チームが、26日、米ロサンゼルスでコスタリカと行った今年初の強化試合は、勝敗やスコアだけでなく、先発ラインアップにも注目が集まる試合だった。洪監督が、試合前に「ローテーション式の起用よりは可能性が見える選手を集中的に点検する考えだ」と話したからだ。

今度の代表チームは国内派のKリーガーを中心に構成された。欧州派は外された。ワールドカップ(W杯)本大会の舞台を踏む23人の最終エントリーのうち約80%が確定している。残りの20%の枠をめぐって国内派が競っている状況だ。

4−2−3−1フォーメーションを取った韓国は、最前線に金信𨪙(キム・シンウク=蔚山)が立った。その裏に李根鎬(イ・グンホ=尚武)、金民友(キム・ミンウ=サガン鳥栖)、コ・ヨハン(ソウル)が2列目に起用された。李明周(イ・ミョンジュ=浦項)、朴鍾佑(パク・ジョンウ=釜山)が中央MFを、フォーバック守備ラインには左から金珍洙(キム・ジンス=アルビレックス新潟)、姜敏壽(カン・ミンス=蔚山)、金基煕(キム・ギヒ、=北)、李鎔(イ・ヨン=蔚山)が入った。GKには金承奎(キム・スンギュ=蔚山)が起用された。

「可能性が見える選手を集中的にチェックする」とした予告どおり、洪監督は後半30分が過ぎるまで交代無しで試合を進め、試合終盤に全6枚ある交代カードのうち3枚を使った。洪監督は交代の理由について、「コ・ヨハン(後半32分)は負傷があったし、金信𨪙(後半40分)は負傷の恐れがあった。朴鍾佑(後半45分)は足の筋が引きつったため」と説明した。途中出場選手を点検するための交代ではなかったという話だ。洪明甫号に初めて招集された7人の中で、金基煕だけが先発出場し、「ニューフェース」が洪監督のお墨付きを受けるのは簡単でないことを示した。

フル出場した金基煕は、洪監督が指揮したロンドン五輪代表メンバーだった。4年前、南アフリカ共和国W杯の時、主力のGKだった先輩の鄭成龍(チョン・ソンリョン=水原)とし烈なポジション争いをしている金承奎は、「自分が競争で勝ったためではない。監督として検証したいがために出場させたのだと思っている」と謙遜した。

試合は韓国が1対0で勝利した。韓国は前半10分決まった金信𨪙の先制点を最後まで守り抜いた。洪監督は、「今の状況では70%ぐらいの競技力を発揮でれは十分だと思ったが、選手たちがその以上をやってくれた。何よりも、W杯の年の初試合を勝ったのが嬉しい」と言い、勝利を高く評価した。

戦略通りに運べた部分としては守備をあげ、物足りないと感じたことでは決定力不足を挙げた。シュート数(15−3)で大きくリードした韓国だが、後半23分と39分、2人が退場させられた相手のゴールポストを激しく蹴り込んだ。しかし、追加ゴールは決められなかった。

金信𨪙は、「監督の指摘はその通りだ。はっきり言ってもっとゴールを決めるべき状況だった」と振り返った。李根鎬も、「前半戦が終わって、監督に散々叱られた」と言って、攻撃陣として任務を全うできなかったのを認めた。韓国は30日にサン・アントニオでメキシコと今年2度目の強化試合を行う。