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大学定員、段階的削減へ 政府の構造改革案近く確定

大学定員、段階的削減へ 政府の構造改革案近く確定

Posted January. 21, 2014 03:14,   

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韓国の全大学が今年の大学入試から政府が推進する大学構造改革方策に従って、入学定員を削減することになる。

大統領府と教育部によると、政府は昨年から議論されてきた大学構造改革案を近いうちに確定し、27日に発表することにした。改革案によると、全大学を絶対評価で5等級に分け、等級別の大学の分布はひし形に調整される。最優秀(1等級)大学は全体の5〜10%程度で、不十分(4等級)及びとても不十分(5等級)な大学は全体の20%程度を指定する案が有力だ。

等級評価が最優秀の大学が自発的に定員を減らせば、頭脳韓国(BK)21など、政府支援事業で加点される。政府は首都圏優良大学の場合、学部の定員を減らす代わりに大学院の定員を小幅ながら増やす案を検討していることが明らかになった。

定員削減は段階的に緩やかに進められるものと見られる。教育部は今年の入試から削減を始めるが、それぞれの大学から3〜5年に渡る削減計画案が提出される予定だ。大統領府の関係者は、「入学定員を急激に減らした場合、現在の高校生および父兄に被害を与えかねないため、年次別に少しずつ規模を減らしていくことにした」と話した。具体的な削減規模は明らかにされていないが、現政権内では定員削減規模が大きくない見通しだ。

政府はまた、大学構造改革関連法律を新設して、3年ごとに大学評価を繰り返す方針だ。評価のたびにそれぞれの大学の等級や定員削減規模は変わることもある。また、廃校になる大学が多くなった場合、残りの大学の定員削減規模は縮小することになる。