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水上タクシーに乗ってマガモに会おう

Posted January. 14, 2014 07:59,   

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渡り鳥は冬になると韓国にやってくる「なじみ客」だ。遠くの地方の沼地や田舎の田畑だけでなく、漢江(ハンガン)生態公園などのソウル都心でも簡単に見ることができ、冬休みを迎えた子どもたちの体験学習に格好の場所だ。オジロワシ、オオワシ、オシドリなどの天然記念物、絶滅危機種も目にすることができる。様々な渡り鳥の観察プログラムもあり、鳥に関する情報を得ることができる。

●漢江に沿って楽しむ渡り鳥ウォッチング

クァンナル漢江公園〜岩寺(アムサ)生態公園一帯では、純白色のオオハクチョウを目にできる。オオワシ、オジロワシ、ノスリ、ハヤブサ、ハイタカなどの猛禽類をはじめ、ガン、カワアイサ、コガモなど約30種の渡り鳥が棲息している。地下鉄5、8号線の千戸(チョンホ)駅1番出口(500メートル)または8号線の岩寺(アムサ)駅4番出口(700メートル)を利用するといい。

二村(イチョン)漢江公園〜中浪川(チュンナンチョン)合流部には華やかな姿のオシドリの雄と雌が戯れる様子が見られる。中浪川合流部は冬の漢江の渡り鳥個体数の約14%を占め、水深が渡り鳥の捕食に適している。二村漢江公園は地下鉄1、4号線の二村駅4番出口(800メートル)に位置している。

パムソム〜汝矣島(ヨウィド)漢江公園は、毎年約70種、約3000羽の渡り鳥を見ることができる代表的な渡り鳥の渡来地。川鵜が1本の木に約10羽休む姿が目をひく。マガモ、カルガモ、カワアイサなども見ることができる。汝矣島純福音教会前の漢江の辺には、高配率の望遠鏡がある渡り鳥眺望台が設置され、来月末まで無料で利用できる。

江西(カンソ)湿地生態公園〜蘭芝(ナンジ)漢江公園は、近くに農耕地が多く、漢江一帯で最も多い種類の渡り鳥が棲息する場所だ。ガンが美しい「V」字飛行をする姿を見ることができる。江西湿地生態公園に行くには、地下鉄5号線傍花(パンファ)駅1、2番出口を出て、6番のマウルバスに乗り、江西湿地生態公園で降りる。

渡り鳥ウォッチングに行く時は、あらかじめ鳥類図鑑を準備したり、インターネットで渡り鳥資料を検索するのもいい。8〜10倍の高配率の双眼鏡と△日差しを遮り、頭を保護する帽子、△ハンカチ、軟膏、ばんそうこうなど、△軽快な運動服や登山服、△日時、天気、場所など観察を記録する手帳などを準備すると役に立つ。

●渡り鳥の観察プログラムは多彩

渡り鳥についてよく知らないなら、専門家にアドバイスを求めるのもひとつの方法だ。2月末までに漢江公園の生態プログラムに参加すれば、漢江公園でガイドの詳しい説明と冬の渡り鳥に出会える。

岩寺生態公園、蘭芝水辺センター、漢江野生探査センターでは、渡り鳥に関する興味深い話を専門家たちが紹介する。江西湿地生態公園では、双眼鏡やフィールドスコープで渡り鳥を観察できる。参加申し込みは、漢江事業本部ホームページ(hangang.seoul.go.kr)「生態プログラム予約(yeyak.seoul.go.kr)」でできる。02-3780-0846

ソウル施設公団が運営する清渓川(チョンゲチョン)生態教室とソウル松坡区(ソンパク)のパンイ生態学習館の自然生態体験プログラムもある。受付はソウル市公共サービス予約サイト(yeyak.seoul.go.kr)。ソウル陽川区(ヤンチョンク)も来月まで「安養川(アンヤンチョン)渡り鳥探鳥教室」を無料で開く。02-2620-3588

このほかにソウル市漢江事業本部は3月31日まで水上タクシーに乗って漢江パムソム一帯に棲息する冬の渡り鳥を観察するバードウォッチングコースを開設している。問い合わせはホームページ(pleasantseoul.com)か漢江水上タクシーを運営するチョンヘジン海運(02-783-3315)。