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「米国で成功した人種、他集団より優越」

「米国で成功した人種、他集団より優越」

Posted January. 10, 2014 04:05,   

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中国式の厳しい子どもの教育法を説明した話題の本「タイガー・マザー」(2011年出版)の著者として有名なエイミー・チュア・イェール大学教授(法学)が、米国社会で成功する特定人種を分析した新しい著書で再び話題となっている。

ニューヨークポストは最近、トップ記事で、チュア氏がユダヤ人の夫ジェド・ルーベンフェルド・イェール大学教授(法学)と共に書いた「ザ・トリプル・パッケージ」(The Tripple Package)が、米国でダブー視された人種差別論的な内容を含んでおり、話題になっていると伝えた。英紙ガーディアンも8日、同書が敏感なテーマで出版前から批判に包まれたと報じた。同書は、来月出版される。

チュア氏は、ユダヤ人やモルモン教徒をはじめ、中国、キューバ、ナイジェリア、インド、レバノンのイラン系移住民など8つの人種グループが成功競争で米国内の別の集団を圧倒すると分析した。チュア氏が注目した優れた人種に韓国人は含まれなかった。

チュア氏は、ユダヤ人が米国各界を牛耳っている現実や企業経営で成功したモルモン教徒が多いこと、貧しい中国移住民の家の子どもの学業達成度が優れているという点などに疑問を投じ、3タイプの成功要因を捜し出した。

成功する人種集団の第1の共通点は、本質的に優れていると信じ、これを満たさなければならないという心理的圧迫感のために自己に苛酷なほど厳しいということだ。また、これらの集団は自分が不十分だと感じる不安を抱いており、「衝動調節能力」が優れ、誘惑を遠ざける共通の特徴があると分析した。

チュア氏は同書で、「3タイプの成功要因は自由を追求してきた米国の文化とは正反対だ」とし、「このような点から、米国で成功した集団の多くがアウトサイダーということも理解できる」と主張した。

著者は、3年前に出した「タイガー・マザー」でも、タイガーのような中国の母親が子どもの教育で最も優れていると主張し、社会的な話題となった。当時、かなりの反発もあったが、一部の米国の親の間では「タイガー・マザー」の教育法を模倣することが流行にもなった。