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朴大統領の新年挨拶「新年も非正常慣行の正常化に取り組む」

朴大統領の新年挨拶「新年も非正常慣行の正常化に取り組む」

Posted January. 01, 2014 03:16,   

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朴槿惠(パク・クンヘ)大統領は14年の新年の挨拶で、「過去の韓国社会の随所の非正常な慣行を元に戻す正常化改革を休まず推進していく」と話した。

朴大統領は31日、「国民の皆さまも新年、新しい変化の未来を切り開いていく道に同行してもらいたい」としその旨を強調した。前日、鉄道労組のスト撤回宣言で、政府の鉄道部門への競争体制導入の高いハードルを乗り越えた自信を土台に、来年も非正常の正常化作業を持続的に推進するという考えを明らかにしたものと解釈される。

朴大統領は、「困難の中で始まった景気回復の火種を生き返らせて、経済を活性化し、民生を安定させていく上で国の力量を集中させていく」とし、「国民一人一人の生活がさらに豊かになり、幸せな暮らしになるように持続的に全ての力を傾注する」と話した。

朴大統領の新年の挨拶の中で目立つ部分は、平和統一の基盤構築だ。就任初年度、周辺国と統一への認識を共有することに精を出した朴大統領は、14年には国内に滞在する脱北者と北朝鮮にいる住民に更なる関心と支援を送る計画だ。朴大統領は北朝鮮住民が南韓に友好的な認識を持つのが統一へ行く近道だと考えていると知られている。

朴大統領は、「国の経済を立ち直らせる上で前提条件であり最も重要なのは、国の安保と国民の安危を守ることだ」とし、張成沢(チャン・ソンテク)処刑以後、不確実性が高まった金正恩(キム・ジョンウン)体制の挑発の可能性を懸念した。