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[オピニオン]公休日に恵まれた韓国の2014年

[オピニオン]公休日に恵まれた韓国の2014年

Posted January. 01, 2014 03:16,   

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10月1日は土曜日、2日は日曜日、3日は開天節(ケチョンジョル=建国記念日)、4〜7日は秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)の連休、8日は土曜日、9日は日曜日。誰かからこのような内容とともに、「一所懸命に働きましょう」という携帯メールが送られてきた。14年に、このような「学校の休みのような連休」があるのかと思って、詳しく覗いてみたら、44年のことだ。44年なら、私は80歳を超えることになるが、毎日が休みで、生きているのが祝福ではないか。働くことができてこそ、「遊べる」という期待も高まる 。

◆昨年は旧正月と子供の日が日曜日だった。金曜日の3・1節(独立運動記念の祝日)や釈迦の誕生日が、それなりに残念な気持ちを慰めてくれた。その一方、44年までは行かなくても、今年の甲午年は、休みが多く、カレンダーの最初のページをめくる気持ちが軽い。安全行政部や統計庁によると、14年の公休日は67日間と、この12年間で最も多い。法廷公休日と日曜日とが重なれば、平日の1日をさらに休める「振り替え休日制」の実施で、秋夕連休が1日増え、統一地方選挙日(6月4日)にも、出勤しなくで済む。

◆カレンダーに赤い数字が多いからといって、皆が喜ぶとは言い切れない 。初の職にありつけずにいる若者失業者、解雇された失業者にとって、休日は休みではなく、痛い傷口を触ることになる。中小企業を営んでいる人たちには、生産量減少や特別勤務の手当てが増え、負担が増すことになる。「一所懸命に働いたあなた、旅立とう」という広告コピーからも分かるように、休日は疲れた労働の甘い見返りであり、頑丈に武装していたストレスを発散することだ。適当に休日を休んでこそ、クリエーティブな発想が湧き出し、消耗したエネルギーをリフレッシュできる。

◆公休日だけすばらしいはずがない。今年は、金姸兒(キム・ヨンア)の幻想的なスケートを見ることができるソチ冬季五輪(2月7〜23日)、全国民が再び赤いTシャツをまとい、テレビの前で釘付けになるサッカーのブラジルワールドカップ大会(6月13日〜7月14日)、韓国人のプライドを高める仁川(インチョン)アジア大会(9月19日〜10月4日)もある。毎日遊んでばかりいられない。地方の財政をうまく切り盛りできる地方地自体の長もしっかり選ばなければならない。崩壊した教育を考えれば、教育監選挙も、自治体トップに劣らぬほど重要だ。平日も元気に一所懸命に生きてこそ、休日を楽しい時間で埋めることができる。

鄭星姫(チョン・ソンヒ)論説委員 shchung@donga.com