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7日開幕のCES、キーワードは事物インターネットとウェアラブル

7日開幕のCES、キーワードは事物インターネットとウェアラブル

Posted January. 01, 2014 03:16,   

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電子業界の最新技術や新商品、トレンドを経験できる世界最大の家電展示会「CES2014」の開幕が1週間後に迫った。7〜10日(当地時間)、米ラスベガスで開かれる今度の展示会には150カ国から15万人以上が訪問し、最高経営者(CEO)をはじめ「Cレベル」の参観人員だけで4万人に達する。

15年世界家電市場1位を狙う三星(サムスン)電子やLG電子をはじめ、ソニー、パナソニック、GE、シーメンスなど約3200社は、新年披露する新商品を予め公開し、消費者の視線をつかむ。

CES2014のキーワードは、事物インターネットとウェアラブル(服のように着る)スマート機器になるものと見られる。シスコのジョン・チェンバーズCEOが基調演説者を務め、事物インターネットがもたらす変化を紹介する。事物インターネットは全ての機器を通信で連結して遠くからも遠隔で商品を調節するシステムだ。

代表的な事物インターネットが近距離無線通信(NFC)を活用した家電製品だ。洗濯機、冷蔵庫など家電製品にNFCチップを設置すると、遠く離れたところでもスマートフォンで製品の動作状態や誤作動の有無などを確認して調整できる。

CESを主催する全米消費者家電協会(CEA)は今度の行事の際、別途の展示場を設けてスポーツ、ファッションなど様々な分野のウェアラブル製品を披露する。今年、三星電子、ソニー、ペブルなどがスマートウォッチを発売し、グーグルはスマート眼鏡の「グーグルグラス」を発売した。このため、ウェアラブルスマート機器への関心が大きく高まっている状態だ。既存のウェアラブル商品が時計と眼鏡に限られていたとしたら、今度のCESでは着用者の身体の状態に合う運動量や種目、方法などを推薦するデジタル・フィットネス商品やカメラなどへ商品の種類が増える見通しだ。

モバイル機器と連動された自動車サービスが人気を集めていることから、自動車メーカーの参加も大きく増えた。起亜(キア)自動車、アウディ、ベンツなど完成車メーカー9社が展示ブースを設置する。

グーグルとアップルはCES2014でも競争に乗り出す。両社は、「自動運転自動車」技術と自社の運営体制(OS)を利用して自動車内部に音楽、映像、情報を供給するシステムを紹介する予定だ。

国内情報技術(IT)業界の代表も大勢CESを訪れる。三星電子からは尹富根(ユン・ブグン)、申宗均(シン・ジョンギュン)社長が参加する。李在鎔(イ・ジェヨン)副会長はまだ未確定だ。LG電子からは具本俊(ク・ボンジュン)副会長をはじめ、趙成珍(チョ・ソンジン)、河鍱会(ハ・ヒョンフェ)、安承権(アン・スングォン)社長らが参加する。