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安哲秀議員、民主党本丸で「古い体制清算」と挑発

安哲秀議員、民主党本丸で「古い体制清算」と挑発

Posted December. 27, 2013 04:23,   

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新党の立ち上げを公にした無所属の安哲秀(アン・チョルス)議員が26日、民主党の心臓とも言える光州(クァンジュ)を訪れ、民主党を「古い体制や勢力」と決め付けた。民主党の地盤で、宣戦布告をしたことになる。

安議員は、光州西区(ソグ)のNGOセンターで行われた「新政治推進委員会(新政推)」の説明会で、「湖南(ホナム=全羅道)での古い体制の清算は逆らえない時代の要求となっていると思う」とし、「湖南の支持を変化や改革、政権獲得で応えられず、深い惰性に落ちいっているのではないか、振り返ってみなければならない」と、民主党を真っ向から批判した。

特に、安議員は、「国民が望む新政治への熱望を、野党圏の分裂で物語ったり、一緒にする方々を貶めたりすることは、既得権的見方の現れだ。旧体制、旧思考、旧行動の産物だ」と辛らつに批判した。新党立ち上げを、「野党圏分裂」と決め付けている民主党を逆攻撃したのだ。

さらに、「地域主義や与野党の敵対的共生関係に閉じ込められて、国民に次善ではなく次悪の選択を強要し続けることなどできない」とし、民主党への湖南支持を「次悪」とした上で、「これからは新しい政権与党となる準備勢力が必要だ。総選挙や大統領選挙で立証する」と強調した。

安議員は、ソウルに戻る機内で東亜(トンア)日報記者の「来年の地方選挙の際、野党圏候補が苦戦しても、独自の候補を出すつもりか」という質問に、「世論調査でも分かるだろうが、新政推が浮上し、野党圏の支持率が全般的にさらに広まっている」と話した。

民主党の関係者らも、光州で防御戦を繰り広げている。

光州で出版記念会を開いた秋美愛(チュ・ミエ)議員は、「安哲秀新党が取りざたされているのは、分裂の業だ。かつての経験からもわかるように、分裂後統合すれば、1+1が2になるわけではない。分裂の川に二度と足を入れてはならない」とし、安議員の新党立ち上げを批判した。

民主党所属の姜雲太(カン・ウンテ)光州市長も、年末の記者会見で、「新しい政治へのニーズは、新しい野党を作るべきだという意味ではない」と批判した。