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鉄道ストの長期化で、輸出入業界も運送に赤信号

鉄道ストの長期化で、輸出入業界も運送に赤信号

Posted December. 25, 2013 03:25,   

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鉄道ストが長期化していることを受け、セメント業界はもちろん、輸出入業界まで緊張している。

最も大きな打撃を受けている分野は、殆どの製品輸送を鉄道に依存しているセメント業界だ。セメントの製造に欠かせない有煙炭の備蓄量が減少した上、セメント完成品を輸送できなくて倉庫に在庫がたまっているためだ。現代(ヒョンデ)セメント寧越(ヨンウォル)工場は、19日から焼成炉2基の中で1基の稼動を中断した。双竜洋灰(サンヨンヤンフェ)寧越工場も稼動中断の危機を迎えた。忠清北道堤川市(チュンチョンブクド・チェチョンシ)のアジアセメント工場には5万トンのセメントを貯蔵できる8つの貯蔵庫に、24日現在、約4万4000トーンのセメントが貯蔵されている。セメントの出荷が遅れ、陸路で緊急にセメントを輸送したり、レミコン会社が直接地方にあるセメント会社を訪れる。ハンイルセメントの関係者は、「鉄道ストがなかったら、わざわざ必要でなかった陸路輸送の比重が普段より60%近く増加した」と話した。

貨物列車の運行が減って、国内の輸出入企業の被害もだんだん目に見えてきている。輸入原材料が適時に到着しなかったり、輸出物量を適時に港湾へ運べない可能性が高くなっているのだ。韓国物流協会のパク・ユンファン物流協力室長は、「鉄道ストが長期化し輸送力が減少すると、長期的にも輸出に差し支えが生じるしかない」とし、「緊張して状況を見守っている」と説明した。