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金正恩広告、ニューヨークにまた登場

Posted November. 22, 2013 05:54,   

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記をモデルにした広告が米国で相次いで登場している。

ニューヨーク・マンハッタンで流動人口が最も多いタイムズ・スクエア地下鉄駅や42番街のバス停、立て看板の広告に19日から金正恩の姿が軒並み登場した。英国の日刊デイリー・メールが自社のインターネット・ホームページを広報するために掲載した広告だ。金正恩と並んでモデルに登場した人物は米国の有名モデルのキム・カーダシアン。広告は2人の写真を並んで配置し、「2人のキム(Kim)が同じインターネット・ホームページに登場する」という広告文句を入れた。活動ぶりがなかなか分からない2人の消息を調べるには、自社のニュースホームページに接続すればいいというメッセージを盛り込んだ広告に見られるというのが広告専門家の分析だ。今年6月、ロシアのウォッカ会社がマンハッタン南部に掲げた大型広告で金正恩をモデルにして以来、今年だけでニューヨークで2度目に広告に登場したのだ。

一方、米国のケーブル放送には最近訪朝した米プロバスケットボール(NBA)シカゴ・ブルズの元選手デニス・ロッドマンと金正恩に扮した東洋人が一緒に登場する「ピスタチオ(ナッツの一種)」広告も放送され、米国人の視線を引いている。「ゲット・クラッキン」というピスタチオ会社は、「ロッドマンと金正恩」というタイトルでこの広告を送り出している。

海外広告が専門のキム・ソンミン広告専門家は、「モデルなど芸能人と違って、政治家は表現の自由を保障する米連邦修正憲法に従って、本人の同意無しに(広告に)使うことができ、ベネトン広告など前例が多い」と話した。「当事者が広告料を求めるとどうなるか」という質問に対しては、「前例がなくて知らない」と前提した上、「(金正恩が)要求すると、謝礼費の名目でも所定の金額を支払うのが筋ではないかと思う」と答えた。6月のウォッカ広告など、これまでモデルに登場した金正恩が広告料を要求したというニュースはまだない。