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統進党議員ら、朴大統領の演説中にマスクで「沈黙デモ」

統進党議員ら、朴大統領の演説中にマスクで「沈黙デモ」

Posted November. 19, 2013 04:00,   

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18日、国会本会議場で行われた朴槿惠(パク・クンヘ)大統領の初の施政演説。与野党の反応は両極端に分かれた。

姜昌熙(カン・チャンヒ)国会議長の本会議開会宣言直後、朴大統領が入場すると、セヌリ党議員は起立し拍手で大統領を迎えた。反面、民主党議員は拍手なしに起立する最小限の礼遇にとどまった。辛京鏜(シン・ギョンミン)最高委員をはじめ、陳聲準(チン・ソンジュン)、朴洪根(パク・ホングン)議員ら28人は朴大統領が演説を始めるまで本会議場に姿を現さなかった。

朴大統領の演説が始まると、与野党議員の反応はさらに両極に分かれた。セヌリ党議員は30分にわたって演説が行われる間、33回拍手を送って呼応した。1分に1度の割合で拍手をしたわけだ。しかし、民主党など野党議員は一切拍手をしなかった。文在寅(ムン・ジェイン)議員も席に座って、モニターと朴大統領を交互に眺めながら清聴する様子だった。

呉秉潤(オ・ビョンユン)院内代表、金先東(キム・ソンドン)、金在ヨン(キム・ジェヨン)議員ら統合進歩党議員らは「民主」という黒い字が書かれた白いマスクをつけたまま、本会議場に着席した。金先東議員は拍手が送られる度に、「政党解散撤回」と書かれた小型の垂れ幕を持ち上げた場面もあった。

安哲秀(アン・チョルス)無所属議員は、朴大統領の入退場時、起立と共に礼を尽くしたものの、拍手はほとんどしなかった。安議員はただ、朴大統領が「毎年通常国会の時は直接施政演説を行って、国会議員の皆様の協力を求める新しい政治文化を作る」と話した時は、歓迎するらしく拍手を送った。

朴大統領が演説を終えた後、本会議場を離れる時までセヌリ党議員は休まず起立し拍手を送った。李在五(イ・ジェオ)セヌリ党議員は朴大統領が退場する時は起立せずに目を伏せた。民主党議員は大統領退場の時は起立しなかった。