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韓国アイスダンスチーム、史上初の国際大会優勝

韓国アイスダンスチーム、史上初の国際大会優勝

Posted November. 05, 2013 03:14,   

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韓国フィギュアスケート・アイスダンスチームが国際大会ジュニア部門で初めて優勝した。

レベッカ・キム(15)ーキリル・ミノフ(20)組は4日、ドイツ・ドルトムントで終了したNRWトロフィ・アイスダンス・ジュニア部門でショートダンスとフリーダンスの合計130.59点で1位についた。韓国のアイスダンスが国際大会で金メダルを取ったのは、成人とジュニア部門を合わせて今度が初めてだ。これまで韓国アイスダンスの国際大会最高成績は、ヤン・テファーイ・チョングン組が、1999年江原(カンウォン)冬季アジア競技で獲得した銅メダルだ。

韓国アイスダンスはキム・ヘミンーキム・ミンウが06年引退した後、その命脈が絶たれた。「フィギュア女王」キム・ヨナ(23)が10年バンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得し、多くの有望株が登場したが、アイスダンスはそっぽを向かれた。長期間2人の選手が呼吸を合わせなければならず、国内に専門指導者も殆どないからだ。

昨年、大韓スケート競技連盟が18年平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場を目標に選手育成に乗り出して、6年ぶりにアイスダンスチームが作られた。昨年から国家代表に選ばれたレベッカ・キムーキリル・ミノフは、今年ジュニアグランプリ3次大会5位、ミンスク大会4位など、安定感のある成績を記録した。連盟の関係者は、「2年ぶりに国際大会で優勝をするのは不可能に近いことだ。大きな怪我さえなければ、18年の平昌冬季五輪でメダルが期待できる」と話した。

リトアニアで生まれたレベッカ・キムは韓国国籍だが、ミノフはロシア選手だ。他の国際大会とは違って、五輪は2人の選手が同じ国籍でなければチームとして出場できない。連盟の関係者は、「ミノフが積極的に帰化の考えを示しただけに、平昌五輪前まで国籍問題を解決する」と話した。