Go to contents

国会議員らが開城工団を視察、「正常化立法で支援」

国会議員らが開城工団を視察、「正常化立法で支援」

Posted October. 31, 2013 03:31,   

한국어

国会外交統一委員会が30日、国政監査の一環で開城(ケソン)工業団地を現地視察した。国政監査期間に国会議員が開城工団を訪問したのは、2004年に開城工団が稼動して以来だ。政府関係者は、「大韓民国の国会が北朝鮮の地で行なった初の国政監査になる」と話した。

安鴻俊(アン・ホンジュン)外交通商委員長(セヌリ党)など外交通商委所属の与野党議員21人は同日午前9時30分頃、都羅山(トラサン)南北出入り事務所(CIQ)から開城工団入りした。統一部の金南植(キム・ナムシク)次官が同行した。議員たちは総合支援センターで開城工団の現況説明を聞いた後、入居企業4社の生産施設を視察した。懇談会を行ない、入居企業の困難も聴いた。

企業関係者たちはこの席で、「3通(通行・通信・通関)」問題の早急な解決と緊急運営資金の支援を要請した。開城工団非常対策委員会の韓宰権(ハン・ジェクォン)代表共同委員長は、「工団の長期閉鎖で信用を失い、壊れた壷のようにひびが入った」とし、「南北当局が開城工団の発展に対する確固たる意志を明らかにし、工団の発展的正常化に向けて実現可能なことから始めなければならない」と主張した。

安委員長は、「開城工団が南北関係の浮沈に動揺せず発展できるよう立法・政策の面で支援する」と明らかにした。そして、「泰然自若」という四字熟語を紹介し、企業関係者を激励した。

外交通商委員の現地視察が、「3通」の改善や開城工団の国際化といった実質的な進展にはあまり役立たない形式的な訪問という声もある。北朝鮮側からは高位クラスではなく実務陣5人程が出迎え、訪問の範囲も韓国側の施設に限定された。