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朝鮮王朝精鋭軍養成の揺籃、今やファッションのメッカー

朝鮮王朝精鋭軍養成の揺籃、今やファッションのメッカー

Posted October. 21, 2013 08:24,   

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下都監の敷地だった旧東大門(トンデムン)運動場一帯だけでなく、ファッションのメッカー東大門市場も、朝鮮時代の訓練都監に跡地に構えている。国の財政が不足して、訓練都監所属の兵士たちに給料もまともの払えない時が多かった。兵士たちも、商売をして生計を立てなければならなかったのだが、国もこれを黙認した。下都監が朝鮮時代の兵士の気概と悲哀を

下都監は現在、東大門デザインプラザと訓練院公園一帯に位置していた。

常備軍で精鋭兵だった訓練都監兵士らは、最上級の保布(兵役を免除された男たちから徴収した麻や木綿)が支給されたため、保布を商いに使った。家族を使って保布を加工して販売させたり、防寒具などを作って直接商売したりした。

鍾路(チョンノ)4街のペオゲ一帯(今の広蔵市場周辺)を中心に商売をしていたが、次第に周辺地域に拡大され、反物市場が形成されるようになった。今の東大門ファッションタウンの原点だ。

伝統武芸創作劇「下都監李生伝」は、反物屋の李生(イ・セン)が訓練都監に入って、最高の反物屋になるまでの奮闘記だ。