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フランシスコ法王の型破りな言行、米保守カトリック層の反発強まる

フランシスコ法王の型破りな言行、米保守カトリック層の反発強まる

Posted October. 17, 2013 03:58,   

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今年3月就任したフランシスコ法王の進歩的な歩みに、米国内の保守カトリック層の反発が強まっているという観測が出ている。

米紙ワシントン・ポストとニューヨーク・タイムズなどは、「同性恋愛者の権利を擁護し、教理に埋没されないようにと説く一方、女性信徒の足を洗うなど、型破りな行動をしているフランシスコ法王に保守カトリック信者が混乱している」と指摘した。米国の保守カトリック層は、避妊や堕胎、同性恋愛などのイシューに強い政治的な影響力を行使するため、法王への彼らの反発は注目に値する」と、米国のマスコミが報道した。

ワシントンポストは、「前任の2人の法王が教理に忠実で、公開発言を慎んだのとは違って、フランシスコ法王はマスコミのインタビューにその場で応じ、自分の発言の政治的波紋を考慮していないような言行を見せている」とし、「保守カトリック信者らは、『前任の法王が懐かしい』と語り、フランシスコ法王に信頼を示していない」と指摘した。さらに「保守信者の間では『法王のために気が気でない』『法王のために不安だ』などのオンラインの書き込みが大きな呼応を得ている」と伝えた。