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女子アーチェリー競技中、韓国代表監督が意識不明に

女子アーチェリー競技中、韓国代表監督が意識不明に

Posted October. 07, 2013 03:04,   

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世界アーチェリー選手権に出場したシン・ヒョンジョン韓国女子コンパウンド代表監督(53、写真)が、競技中に倒れて意識不明の状態になった。

6日、大韓アーチェリー協会によると、シン監督は4日、トルコ・アンタルヤのパピヨンスポーツセンターで行われた女子団体フランスとの8強戦を指揮していたところ、失神して倒れた。シン監督は2日が経っても意識不明のままだ。当地の医療陣は、シン監督が脳出血で倒れたと見ている。シン監督は7日、韓国選手団と一緒に帰国せず、現地に残って精密検診を受けるという。

韓国のコーチ陣は、シン監督が競技場の環境のため、過度なストレスで倒れたと推定している。今大会の本選トーナメントではまともに立っていられないほどの強風が吹いて異変が続出した。4日、韓国とフランスの競技では、普段なら想像すらできない0点が強風のために9回(韓国4回、フランス5回)も出た。韓国は延長戦のすえ、フランスに負けた。

このため、現場では選手が技量を発揮できない環境で大会を強行した世界アーチェリー連盟と大会組織委員会への非難が殺到している。シン監督は、コンパウンド女子代表チームを強チームに調練した名指導者だ。シン監督率いる韓国女子コンパウンド代表チームは、5月、上海ワールドカップ(W杯)で女子個人戦と団体戦を席巻した。