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福祉部長官が福祉後退で辞意表明、朴大統領に重荷

福祉部長官が福祉後退で辞意表明、朴大統領に重荷

Posted September. 28, 2013 03:25,   

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陳永(チン・ヨン)保健福祉部長官(写真)が、結局朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の背中にあいくちを刺した。朴大統領の最側近で実力派長官として知られた陳長官が、就任6ヵ月目になる27日、正式に辞意を表明した。辞職説が持ち上がってから5日ぶりだ。

年金政策の担当長官が大統領の意向に反して辞職したため、基礎年金など朴槿恵政府の大統領選での福祉公約を原案通り履行できなくなったことへの責任論が高まるのは必至だ。朴大統領は、長官解任という最後の政治手段を失う形となった。

陳長官は同日、福祉部担当記者団に送った電子メールで、「担当長官として責任を痛感し、辞任したいと思っている」と表明。何に対する責任なのかについては触れなかったが、基礎年金公約を履行できなくなったことに対して責任を負う、という意味と受け止められている。

鄭烘原(チョン・ホンウォン)首相は、「緊急に解決しなければならない課題が多い時期なので、辞表を受け入れられない」として差し戻した。李貞鉉(イ・ジョンヒョン)大統領広報首席秘書官も「辞表の差し戻しは、大統領の意向だ」と話したが、陳長官が復帰する可能性はなさそうだ。