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世界の名門大学で1学期留学、成均館大学のグローバルリーダー育成政策

世界の名門大学で1学期留学、成均館大学のグローバルリーダー育成政策

Posted September. 25, 2013 07:31,   

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革新と挑戦を大学の理念として掲げる。各種大学評価では世界100位圏、アジア20位圏の評価を受けている。「ビジョン2020」の青写真を打ち出し、「グローバルリーディング大学」を目指して躍進を準備している。

建学615年を迎えた成均館(ソンギュングァン)大学の話だ。同大学の目は、もはや国内だけに留まっていない。「国境なき大学」の基調のもと、多様な国際化プログラムで武装している。グローバル時代を先導するリーダーを養成するためだ。

成均館大学は、国内大学では世界有数の大学との交流協定が最も活発な大学の一つに挙げられる。複数学位締結、公館学生の拡大など国際化に集中した結果、世界84ヵ国の776大学と学術交流協定を結んでいる。英語講座の割合は37%で国内大学ではトップレベルだ。外国人留学生も2400人を超えている。在学生定員の10%を超える規模だ。

「グローバルリーディング大学」への躍進を目指している同大学が標榜している代表的なブランドは「Supreme Studies(7+1交換奨学プログラム)」だ。在学生が卒業する前に、1学期は世界の名門大学で修学できる機会を与えるプログラムだ。同プログラムの奨学生に選ばれれば、最大1000万ウォンの支援が受けられる。米ミネソタ大学、カナダのトロント大学など14ヵ国の名門大学で学ぶことができる。

毎年1000人余りの学生がグローバルパートナ大学に留学している。最も多くの留学生を出している学科はグローバル経営学科とグローバル経済学科。これらの学科は、米インディアナ大学ケリースクール、英国のバーミンガム大学などと複数学位制を結んだ。グローバル経済学科の2009年入学の同期生であるチェ・ジンウクさん、ソン・ソクファさん、キム・ボソンさんは、グローバルパートナ大学で授業を受け、今年に3つの学位を取得し話題を呼んだ。

国際夏季学期(ISS=International Summer Semester)も目立つ。今年6月27日から7月24日までの4週間にわたって開設されたISSには34ヵ国の84大学から1727人の学生が参加した。このうち外国大学生が1139人だったが、2008年の1回目の参加者が302人だったことを考えると、目覚しい成長だ。

海外の大学生たちがISSに注目しているのは、何よりも毎週のテーマが創意性に富んでいるからだ。また、チャールズ・ハンプターナー教授(英ケンブリッジ大学)やエドワード・ロマル教授(シンガポール・南洋理工大学)など世界的な碩学が講座を開設してのも目を引く。金峻永(キム・ジュンヨン)成均館大学学長は、「海外の碩学で構成された教授陣、国際的な授業環境、良質の特化されあ教育コンテンツ、世界100位圏大学としての国際競争力などがISSを世界的なセメスター制度に作り上げた競争力だ」と話した。

経営専門大学院(SKK GSB)もグローバル大学へ躍進している成均館大学の自慢だ。SKK−GSBは、今年に英有力紙フィナンシャルタイムズから週間世界100大MBA評価で韓国大学では初めて51位にランクされた。昨年の66位より15段階も順位を上げた。

とくに今回の評価では、卒業生の経歴開発、国際化部門などで高い評価を受けた。卒業生経歴開発の就業部門では8位にランクされたが、これはバークレー・カリフォルニア大学(UCバークレー=10位)、スタンフォード大学(17位)、ハーバード大学(22位)、ペンシルベニア大学ウォートンスクール(30位)、エール大学経営大学院(32位)などよりも高い順位だ。

金学長は、「SKK−GSBはコロンビア大学ビジネススクール、ミシガン大学ロースクール、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院など米国の有名大学と交換学生プログラムを運営している。世界50位圏に満足せず、10年内の30位入りを目指している」と話した。