Go to contents

建国大学教授「高麗人参エキスに放射線の出血を減らす効果」

建国大学教授「高麗人参エキスに放射線の出血を減らす効果」

Posted September. 16, 2013 07:52,   

한국어

「高麗人参に、元気回復だけでなく、免疫力強化や放射能被害の軽減の効果まであるなんて、驚くべきことです」

「韓国人参の優秀性やその効能」をテーマに、国際セミナーが行われた6日、インドネシア・ジャカルタのプルマンホテル。参加者らは、韓国人参の効能やその優秀さに関する事例が発表されるたびに、驚いた表情を隠せなかった。同日のセミナーは、韓国農水産食品流通公社(aT)が、高麗人参の潜在的ニーズの高いイスラム市場の攻略のために開いた。

最初の主題発表者として出た建国(コングク)大学・医療生命大学のキム・シグァン教授は、高麗人参のさまざまな効能について強調した。キム教授は、「高麗人参は、マクロファージを活性化させ、免疫力を増進させる。風邪等のウイルス性呼吸器疾患にも効き目がある」と語った。

キム教授は、高麗人参が放射能被害を軽減させるという研究結果についても紹介した。キム教授は、「日本大阪放射能センターのヨネザワ・モリオ博士チームが、放射線にさらされたマウスの30日間の生存率について比較した結果、人参抽出物が放射線による出血を減少させると同時に、血小板の生成を促すことが分かった」と主張した。

2番目の発表者である世宗(セジョン)大学・生命工学部の李映周(イ・ヨンジュ)教授は、人参が閉経期の女性に特に効き目があると明らかにした。李教授は、延世(ヨンセ)大学・産婦人科のソ・ソクギョ教授チームの研究結果を引用し、「紅参の投与群は、閉経期の症状が30%ほど減ったものの、対照群はほとんど変わらなかった」とし、「紅参投与群のコレステロールと低密度たんぱく質は平均20%減り、頚動脈血管内幕の厚さも、4%減少したことが分かった」と語った。

さらに、高麗人参が、心臓や脳血管の疾患改善、抗がん治療、夏ばての強化、スタミナ改善などに役立つという研究結果も発表された。米国や中国など、ほかの国の人参に比べ、韓国産はサポニンや酸性多糖体など、有効成分が豊富だという説明も注目を集めた。セミナーのあとは、人参を活用したサムゲタンなどの食べ物の試食イベントなどが行われた。

バンドン科学大学技術大学のムハマド・インサヌット教授は、「インドネシアは、その特有の暑くて湿気の多い天気のため、ウイルイス性患者が多い上、最近、アルツハイマー患者が急増しており、韓国人参の必要性が高まりそうだ」と期待を示した。

同日の行事には、金英善(キム・ヨンソン)駐インドネシア大使、エリン・ヘルリナ・インドネシア食品医薬品安全庁局長をはじめ、東南アジアの地域の食品医薬品担当者や研究者、専門バイヤーなど、計200人あまりが出席した。aT・ジャカルタのイ・ソンブク支社長は、「中華圏でブランド物として認められている韓国人参の優秀性を、インドネシアをはじめ、東南アジア地域に広くPRするために、今回セミナーを準備した」とし、「今後も、韓国人参の優秀性を世界各国に広くPRし、輸出競争力の強化に力を入れていきたいと思う」と語った。