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独島を探検した途上国の「弟子」がもう500人

独島を探検した途上国の「弟子」がもう500人

Posted September. 13, 2013 07:38,   

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「独島(トクト)に100度以上行っていても、行くたびに涙が出ます」

東亜(トンア)クムナム財団と環境部が後援して、今年で5回目になる「外国人留学生のための鬱陵島(ウルルンド)独島自然生態学習探査」行事を先頭指揮した、社団法人自然保護中央連盟のイ・スグァン総裁(71、写真)の感慨に満ちた所感だ。本業は公認会計士だが、小説「島799 805」の著者、海洋探検家、隊長の呼称がさらに慣れている。

イ総裁は13日、第5回ソウル大学自然科学大学功労賞を受賞する。「鬱陵島・独島自然生態学習探査」の他にも、ソウル大学海洋研究所の夏の海学校長を10年間務めている労苦への感謝の表れだ。同氏は、「海が好きで、独島を愛していたら、もらうようになった」と言って笑った。慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)で生まれた同氏は、1981年から鬱陵島・独島総合学術調査海洋探査チーム長を務め、独島との縁を育てた。09年から毎年6月に彼が指揮してきた学習探査は、東南アジア、南米、東欧の留学生100人を選んで2泊3日間、鬱陵島・独島を探検する。独島に入るため、3日間、鬱陵島近くの海に船を浮かべる。同氏は、「開発途上国の留学生が帰国して指導者になり、独島が韓国の領土であるという事実を知らせるはずなので、彼らを選んだ。もう弟子が500人になった」と紹介した。

彼の望みは、国内居住外交官や派遣員の青少年子女100人を集めて独島へ行くことだ。イ総裁は、「今後、学習探査が20回ぐらい開かれたら、東亜クムナム財団と大韓民国の大きな資産になる」とし、「健康管理をきちんとしていて、80歳までは引率できるので、これからさらに10回は大丈夫だ」と力を込めて話した。