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礼儀尽くしたホーチミン廟訪問、朴大統領がベトナム国民の心をつかむ

礼儀尽くしたホーチミン廟訪問、朴大統領がベトナム国民の心をつかむ

Posted September. 10, 2013 03:39,   

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ベトナムを国賓訪問している朴槿惠(パク・クンヘ)大統領は9日、初の公式行事として、ハノイのホーチミン廟を訪れ、礼を尽くして献花をした。ベトナムの国父と呼ばれるホーチミン氏は、朴大統領の父親の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領がベトナムへの派兵に踏み切った時、敵の首長だっただけに奇妙な縁とも言える。

朴大統領は、ホーチミン廟の入り口に近づき、ベトナム式の参拝儀式に従って、造花で飾られたリボンを廟前の弔花につけて礼を示した。朴大統領は廟の中へ入って、中でしばらく黙祷をした。

毎週月曜日は、ホーチミン廟を公開しない日だという。しかし、朴大統領が公式行事の初スケジュールとしてホーチミン廟を訪問したい旨をベトナム政府に伝えたため、特別に開放したという。ベトナム側も労働報勲社会部長官が朴大統領を案内し、誠意を見せた。

朴大統領は同日午後、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席と会談した後、ホーチミン氏の生前の家を見学した。同日、サン主席が参加した中、主席宮で行われた協定署名式や首脳会談結果発表の記者会見も、ホーチミン銅像の下で行われた。

朴大統領は前日、韓・ベトナム経済協力晩餐会では、ホーチミンの座右の銘である「以不変応万変(変わらずをもって万変に応ず)」に触れ、「友情と信頼が変らなければ、どのような変化と挑戦にも共に対応していける」と話した。大統領府の関係者は、「朴大統領としては、今度の訪問期間中にベトナム国民と心を分かち合いたい気持ちをはっきりと示しただけに、ベトナム国民が尊敬するホーチミン氏に対し、できる限りの誠意を示したものだ」と説明した。