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東京の歓声に釜山は苦笑い

Posted September. 09, 2013 03:52,   

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日本の東京が2020年の夏季オリンピックの開催地に決まった。

国際オリンピック委員会(IOC)は8日(韓国時間)、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた第125回総会で、2020年の第32回大会の開催地の投票結果、東京が選ばれたと発表した。東京は、マドリード(スペイン)や、イスタンブール(トルコ)と競争し、1回目の投票では、過半数を獲得できなかったが、決戦では60票を獲得し、36票を獲得したイスタンブールを抜いた。

1964年の第18回の大会後、56年ぶりに再びオリンピックを開催することになった東京は、ロンドン(英国=3回)、パリ(フランス)、ロサンゼルス(米国)、アテネ(ギリシャ)に続き、5番目にオリンピック(夏季)を2回以上誘致した都市になった。アジアでは初めてだ。オリンピック開催のニュースに各主要新聞は、号外を発行するなど、東京は一日中、興奮した様子だった。

東京の笑いは、釜山(ブサン)には悪材料となっている。0年のアジア大会開催後、積極的にオリンピック誘致を希望してきた。2020年大会の誘致を公式に宣言したものの、18年の冬季五輪の開催地として、韓国の平昌(ピョンチャン)が決まり、諦めた。国内で相次いでオリンピックを開くのは、不可能だと判断したためだ。釜山は、その後24年の五輪誘致への方向を変えたが、予想とは違って、東京が20年の大会を誘致したことで、釜山の五輪誘致計画は再び、見直さざるを得なくなった。

釜山市のチョン・グォンヨン体育振興課長は、「大陸ごとの循環原則はあるが、アジアで1988年のソウル(夏季)、1998年=長野(冬季)、08年=北京(夏季)、18年=平昌(冬季)、20年=東京(夏季)など、約10年置きにオリンピックを誘致してきたため、28年のオリンピック(夏季)の誘致を積極的に推進する方針だ。日本が大会を成功的に行えば、むしろウィンウィンできるきっかけになるだろうと」と話した。