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太刀魚の売上げ、国産は12%減、セネガル産は83%増

太刀魚の売上げ、国産は12%減、セネガル産は83%増

Posted September. 09, 2013 03:52,   

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日本の放射能汚染水への恐怖が高まり、鯖や太刀魚など、国内生産の代表的水産物の代わりに、輸入水産物を求める消費者が大幅に増えている。

8日、ロッテまートによると、8月中の水産物の売上げの中で、すけそうだらの売上げは、昨年同月比66.3%も減少し、鯖や太刀魚の売上げも同期間、それぞれ30.6%と11.8%が減少した。

一方、日本や東海岸の沿岸から遠く離れた輸入水産物の人気は、日々高まっている。ノルウェー産鮭の売上げは、昨年同月より56.5%、エクアドルやペルー産えびの売上げは、48.1%も伸びた。米国やカナダ産ロブスターの売上げは、831.5%高騰した。

同じ業種でも、産地によって売上げの違いがはっきりしている。鯖の場合、国内産は、売上げが31.5%も減ったが、ノルウェー産は、かえって15.8%が伸びた。太刀魚も、国内産は11.8%減少したが、セネガル産の太刀魚は、82.8%も伸びた。

国内産の中でも、日本と隣接していない西海(ソヘ)産水産物は、比較的善戦した。Eマートで、先月1日から今月5日までの西海産のコノシロの売上げは、120.7%伸びた。西海から水揚げされた渡り蟹も、65.2%伸びた。全体水産物の売上げが7.5%減少した中でも目立った成長振りだ。ロッテスーパーでも、先月、水産物の売上げは、昨年同月より14.3%減少したが、西海産海藻類(268.4%)や魚介類(119.5%)の販売は、大幅に伸びた。南海産さわらの売上げが61.5%激減したのとは対照的だ。

水産物の安全に敏感な消費者らが増え、ププレゼント用高級水産物の人気が落ちると、値下げなどを通じて、販促に乗り出す企業各社も出てきている。ロッテデパートは18日まで、イシモチの日干しやアマダイ、太刀魚、あわびなどの入ったプレゼントセットを、10%〜15%割引して販売すると明らかにした。同デパートが、秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)を控え、プレゼント用高級水産物を値引きして販売するのは、大変異例のことだ。

ロッテデパート側は、「生肉や果物などは前年比100%近く伸びているのに比べ、アマダイやあわびなどは、10%の逆伸長の勢いを記録しており、割引イベンをと企画するようになった」とコメントした。