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認証制度の重複解消へ、企業にコスト低減効果

認証制度の重複解消へ、企業にコスト低減効果

Posted August. 17, 2013 03:43,   

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発光ダイオード(LED)ランプを生産している中小企業は昨年、新製品を発売する際、品質認証を受けるのに9ヵ月間もかかった。LEDランプの販売のために受けなければならない認証は、「韓国産業基準(KS)」や「高効率機材認証」などであり、これらの認証を受けるのに、それぞれ3〜6ヵ月間がかかる。

同社の関係者は、「認証を受けるために経なければならない項目は似ているのに、別々に検証を受けなければならない」とし、「認証費用も問題だが、認証を受けるのに長く時間がかかり、新製品が『旧製品』になるのが落ちだ」と話した。

似ている国の認証の乱立で生じたこのような企業の不便は、早ければ来年から大幅に改善される見通しだ。国務調整室は15日、国家政策調整会議を開き、「企業負担の緩和に向けた認証制度重複解消の推進対策」について確定した。

同対策によると、政府はLEDランプやテレビ、冷蔵庫、唐辛子の味噌など538品目について、認証ごとに少しずつ異なる試験検査基準を統一し、試験検査の結果を相互認証することで、重複認証による企業各社の認証コストや時間的負担を緩和させることにした。

政府は、583品目の重複認証の解消で、企業各社の品目当たりの認証費用が、平均211万ウォンから123万ウォンへと、43%削減されるだろうと試算した。認証取得期間も、平均70日から46日へと34%短縮されるものと見られる。

政府はまた今後、重複認証発生の可能性を事前に食い止めるため、「統合認証モデル」体系を構築し、類似の認証制度や認証マークを統合して、運営する計画だ。また、全ての認証制度を3〜5年単位で評価し、実効性の低い認証制度を廃棄する「認証期限切れ制」を導入することにした。