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冷たい平和の60年、青年よ統一を熱く歌え

冷たい平和の60年、青年よ統一を熱く歌え

Posted July. 29, 2013 03:11,   

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1953年7月27日、戦争の苦痛が止まった日に新たな苦痛が宿った。

いつの間にか、韓半島は地球村最後の分断国家として残されている。引き裂かれた民族の傷は癒されること無く、傷口は広がるばかりだった。

60年の間、南と北は、この日を異なる意味合いで記念してきた。北朝鮮は、今回も相変わらず戦勝節行事を行った。何が戦勝なのかは、彼らにしか分からない。南では、その苦痛がなかなか癒されさいと、忘れようとする傾向が強まった。このため、未だに韓国戦争が南侵戦争なのか北侵戦争なのについて世論調査をしているのかもしれない。

27日、非武装地帯(DMZ)からわずか2キロ離れた最北端の在韓米軍基地だったキャンプ・グリーブスで平和フォーラムが開かれた。戦争と分断を記憶し、平和と統一を歌うお祭りの場となった。100人の大学生で作るヤング・ピース・リーダー(Young Peace Leader)たちの笑い声と歓声が北朝鮮地域へ広がって行った。同じ日、北朝鮮の同世代の若い男女は、硬い表情で足を高く上げながら閲兵式を行った。

休戦60周年。北では依然として戦争を記念しているが、南では統一コリアの未来を歌い始めた。南北は、同族相争った戦争の傷を一緒に癒せる日を迎えるべきだ。北に向けたロックバンドと南の青年たちの歌声がもっと大きくしなければならない所以だ。