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羽田発のボーイング777機が太平洋上空で緊急回航

羽田発のボーイング777機が太平洋上空で緊急回航

Posted July. 10, 2013 07:26,   

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米サンフランシスコ空港で着陸事故を起こしたアシアナ航空214便旅客機と同じ機種のボーイング777機が、9日、日本東京の羽田空港を離陸してから、機体異常で緊急回航した。

同日0時50分ごろ、羽田空港を離陸してサンフランシスコへ向かっていた日本航空002便旅客機が、太平洋上空を飛行していた途中、油圧系統のオイルが減っているという警告が計器に示されたため、回航して、午前4時10分ごろ着陸した。

乗客と乗務員249人は全員無事だった。乗客は他のボーイング777機に乗り換えて、午前8時10分、再びサンフランシスコへ向かった。

国土交通省・東京空港事務所は、回航旅客機が着陸した滑走路からオイル漏えいの痕跡が見つかったと明らかにした。これを受け、滑走路は掃除のために2時間ほど閉鎖された。日本航空は、正確な事故原因を調べている。

日本ではこの3年間、ボーイング777機が2回、着陸途中、機尾が滑走路に付く事故を起こしていると、毎日新聞が報道した。

昨年3月には羽田空港で日本航空のボーイング777機が着陸途中、機首を上げようとしたところ、尾翼が地面と接触した。10年5月には大阪空港で、また別の日本航空ボーイング777機が着陸する過程で機尾が滑走路につく事故が発生した。

どちらも深刻な機体破損や人命被害はなかったが、今回のアシアナ旅客機着陸事故と似た類型だった。

この他、08年、英ヒースロー空港ではブリティッシュ・エアウェイズ所属のボーイング777機が着陸途中均衡を失って滑走路で滑り、47人が怪我をした。11年、エジプト・カイロ空港でもエジプト航空ボーイング777機が離陸を試みる途中、操縦席で火災が発生した。

2日、米シカゴを離陸して仁川(インチョン)国際空港に向かう途中、左側エンジンの油圧機異常でロシア極東地域の空港に非常着陸した大韓航空旅客機もボーイング777機種だった。