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のどに鶏の骨が引っかかった赤ん坊、19ヵ月間ぜんそく治療

のどに鶏の骨が引っかかった赤ん坊、19ヵ月間ぜんそく治療

Posted June. 22, 2013 06:38,   

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慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)のある企業の幹部であるチャン氏(43)は、2011年10月、1才が過ぎた娘がたんがからみ、ひどく泣くため、昌原市内のH総合病院の小児科に連れていった。担当医師は「気管支炎と肺炎、ぜんそくの症状のようだ」と言って、たんの薬と抗生剤を処方した。のどのレントゲンも数回撮った。通院と入院を繰り返し、19ヵ月近く治療を続けたが、良くなる気配がなかった。

そうするうちに、今年5月に担当医師が倒れて亡くなり、新たに診療を担当した同病院の別の医師が、CT写真を見て、のどに何かひっかかっているようだと手術を薦めた。チャン氏は娘を釜山(プサン)のある大学病院に連れていき、手術を受けた。この物質は1センチ程の大きさの鶏の骨だった。親が見ていない隙に子どもが鶏の骨を飲み込んだのだ。

チャン氏はH病院を経営する医療財団に対して3000万ウォン(子ども2000万ウォン、親各500万ウォン)の損害賠償請求訴訟を最近昌原地裁に起こした。チャン氏は21日、「子どもは気道に異物が入る可能性が多いにもかかわらず、医師が注意深く見なかったことは、医療怠慢と言わざるを得ない」とした。病院側は「子どもと両親に謝罪する」と明らかにした。