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求職の成功条件

Posted June. 03, 2013 04:33,   

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景気低迷が続くなか雇用の需要が激減し、失業率が9%台まで上昇した。内部的には、米国の教育と求職モデルの重大な変化があった。これは、ハーバード大学の教育専門家、トニー・ワグナー氏の言葉によくまとまっている。「世の中は、あなたが何を知っているかには興味がない。専ら、あなたが知っていることで何ができるのかが重要だ」。職業が新たな手段として急速に進化しているため、学士の学位は、もはや求職者の能力を証明したり、就職の適切な手段として看做されていない。このため、多くの雇用者は、志願者の能力を測定するため、独自のテストを考案している。個人の能力がホームスクーリング、サイバー大学、オンライン講義、エール大学のどこで習得したかは重要でない。彼らが知りたいのは、ただ一つだ。「付加価値が創出できるのか」。

HireArt(www.hireart.com)の共同創立者であるマッケンジー所属のエリアノラ・シャリフ氏(27)と元ゴールドマンサックスの数学専門家ニック・セドリット(28)は、労働市場の変化について説明している。求職者と求人者とをつなぐ作業を構想していたシャリフ氏は、「市場は双方で崩壊している」と話した。「雇用側が希望する能力を備えていない志願者は、そのような能力をどうやって身に着けられるのかが分かっていない。雇用側も非現実的な期待をしている。彼らは職員を取って訓練させることを望んでいなく、求職者たちが必要以上の資質を備えていることだけを望んでいる」。

シャリフ氏は、「学位証明書は、もはや志願者の能力を証明する手段でなくなっているため、求職者は自分を証明しなければならない。今日、職場が必要とする能力は、大学では決して学べるものではない」と加えた。

シスコ、セーフウェイ、エービアンドビのような大手企業から小規模の家族企業にわたるHireArtの顧客は採用を希望する職務を具体的に提供し、HireArtはこれに適した筆記試験とビデオテストを開発して実施し、合格した求職者を企業に紹介する。企業各社は、HireArtに加入した求職者5万人のうち500人ほどの推薦を受ける。

シャリフ氏は、「相当数の求職者は、事前調査をせず4、5ヵ月内に500あまりの職場を受けている」とし、「自動で志願書を作成するコンピュータープログラムを使って特定都市に上ってきた全ての求人職場に志願する求職者もいる」と伝えた。このため、雇用者たちは、履歴書の殆どを価値がないものと見ている。氏は「就職する人は500人中一人だけで、就職成功率は大変低い」と話した。

シャリフ氏は、大卒者も作文や文法能力が酷いと指摘する。氏は「HireArtはどの職種に自分が適した資格を備えていて、どの職業があるかも知らず混乱している多くの才能ある求職者がいることを知っている」と話した。

氏は、米国の総合図書ショッピングモール「ボーダス」で出納係の仕事をしていたデトロイトの女性を例に挙げた。彼女は、本人の職場に未来がないと感じてエクセルを学んだ。シャリフ氏は、「私たちは大変厳しいテストを行った。彼女はスタンフォードやハーバードを出た志願者よりも、遥かに優秀な成績を取ったし、履歴書では資格不十分だった彼女が、結局1位をした」と話した。

氏は、求職活動に失敗する主な理由に二つを挙げる。第一は、求職者自ら、どう価値を生み出すことができるのか示していない、第二に、求職者自身、何を求めているのか分かっていなく、これは彼らがどのような能力が必要なのかを学ぶことができなかったためだと主張した。氏は、「最も成功している志願者は、『創造的で解決策を模索する人』」だとし、「彼らは求人者が求職者の履歴書や学位、もしくは知識を習得する方式よりは、求職者に何ができて、どう持続的に自分を開発することができるのかを重視していることを知っている」と話した。