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「国情院職員IDで書かれた文在寅氏誹謗の書き込みは無い」

「国情院職員IDで書かれた文在寅氏誹謗の書き込みは無い」

Posted May. 30, 2013 03:12,   

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ソウル地方警察庁が昨年の大統領選を控えた時期に、「国家情報院(国情院)の女性職員のキム某氏が文在寅(ムン・ジェイン)候補を誹謗したり朴槿惠(パク・クンヘ)候補を支持するレスをつけた痕跡がなかった」と発表したのは事実だと、検察が明らかにした。ソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長=ユン・ソクヨル)は29日、「キム氏のIDでは文候補や朴候補に関する書き込みやレスが見つからなかった」と話した。ソウル警察庁がキム氏が作成した候補関連の書き込みやレスを見つけていながらも隠した情況は見つからなかったという意味だ。

ただし捜査チームは、キム氏が誰かに貸したIDでは両候補について書かれた書き込みやレスが一部存在するのを確認した模様だ。捜査チームはこれに先立って、サイト15ヵ所で国情院の職員が使うと推定されるIDで作成された書き込みを多数確保して分析中だと発表していた。捜査チームは確保したIDが国情院職員の所有かどうかを今週中に最終確認する方針だ。

一方、捜査チームは金用判(キム・ヨンパン)元ソウル警察庁長が昨年12月16日、水西(スソ)警察署の捜査結果の発表直後、クォン・ウンヒ捜査課長(現松坡捜査課長)に直接電話をかけた記録を確認できなかったと発表した。クォン捜査課長はあるマスコミとのインタビューで、「金元庁長から直接電話がかかってきた」と言い、捜査外圧の疑惑を提起している。