Go to contents

崔龍海が泊まる釣魚台から韓国大使館車両が…一時南北秘密接触説も

崔龍海が泊まる釣魚台から韓国大使館車両が…一時南北秘密接触説も

Posted May. 25, 2013 03:03,   

한국어

金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記の特使として22日に中国を訪問した崔龍海(チェ・リョンヘ)人民軍総政治局長が滞在3日目となる24日、北京では一時、韓国と北朝鮮間の秘密接触説が流れ報道陣を緊張させた。

発端となったのは、崔氏が宿泊していた国賓館の釣魚台から同日午前8時頃、韓国大使館ナンバーを付けた車両1台が釣魚台から出てくる場面が目撃されたためだ。車両は、パトカーと一般乗用車など計7台に囲まれて走っていた。

当初の予想を破って崔氏の外部活動が少ない中、韓国大使館車両が釣魚台から出て来たため、中国の仲裁のもとで南北が秘密接触をしたのではないかとの観測が流れた。とくに北朝鮮が6・15共同宣言記念行事の共同開催を提案している中で、徹夜でのマラソン交渉をしたのではないかとの見方まで流れた。

だが、同車両には風強・中国最高人民裁判所長に招かれて北京を訪問している梁承泰(ヤン・スンテ)最高裁長官が乗っていたことが明らかになった。あいにくも崔氏と同じ期間、釣魚台に泊まっていたため、同日朝早くから万里の長城を見学するため宿舎を出て行く梁長官が富んだ誤解を招いたのだった。

韓中間では、司法機関首長が入れ替わると相手国を訪問し司法交流の増進について意見を交換し、友好を深める行事を開いている。梁長官は同日、韓国大使館職員たちと昼食を共にした後、北京を離れた。