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「別荘で性的暴行もあった」警察が供述を確保 著名人性的接待疑惑事件

「別荘で性的暴行もあった」警察が供述を確保 著名人性的接待疑惑事件

Posted May. 11, 2013 05:02,   

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建設業者のユン某容疑者(52)が有力人物らに性的な接待を提供したと知られている江原道(カンウォンド)別荘で単純な接待だけでなく、性的暴行まで発生した情況が確認された。これを受け、警察は性的接待を受けた著名人に対して、特殊強かん容疑を適用する案を検討中だ。

10日、複数の司直当局の関係者によると、警察はユン容疑者の江原道別荘での性的接待に動員されたと供述した女性の中で、幾人から「07年と08年、著名人の強圧に耐えれきれなくて性的関係を結び、この人物がユン容疑者と一緒に部屋に入ってきて性的暴行をしたことがある」という内容の供述を確保したという。女性らは、「この人物が変態的な性的関係を要求し、ユン容疑者と一緒に性的暴行をする時は幻覚性薬物を服用した状態に見えた」という供述も行ったと言われる。2人以上が一緒に1人の被害者を性的暴行した場合は特殊強かんに当たり、親告罪でもない。

犯行が5〜6年前に起きたため、単純性的暴行では処罰が不可能だ。成人の女性を遭い低にした一般性的暴行の場合、被害者の身元が分かった時点から6ヵ月以内に通報してこそ処罰が可能であるためだ。しかし、特殊強かんはこのような制約を受けない。

司直当局と法務部関係者の話をまとめると、警察は当該人物の性的暴行の方式や言行に対する被害者の供述がほぼ一致しているため、信憑性が高いと見て、先月、この人物に対する身柄処理に関連した手続きを進める際、特殊強かんの容疑を含ませる計画だった。しかし、検察の捜査指揮の過程で特殊強かん容疑は外された模様だ。

警察の事情聴取を受けたある女性は、「被害者らが当該人物との対質尋問を強く要求し、『出席すると、ビンタを張る』と鬱憤を示している状況だ」と言って、「5〜6年前の事なのに、その人の名前を聞くと、歯が震えるほど精神的なショックが深刻だ」と話した。

警察はユン容疑者ら主要関係者らを調べ、特殊強かんの容疑を裏付ける証拠を追加的に収集している。警察はまず、ユン容疑者を相手に当該人物の接待に女性らを動員する過程で性的関係の意向を予め聞いて同意を取り付けているかどうか、当該人物と一緒に別荘で強制的に性的関係を結んだ事実があるかどうかなどを調べる計画だ。警察はユン容疑者が容疑を引き続き否認する場合、被害女性らと対質尋問を行う方針だ。

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一方、警察はユン容疑者が9日、最初の取調べで自分と関連した容疑の一部を認めたと明らかにした。ユン容疑者は14時間にわたって取調べを受けた後、10日午前1時50分ごろ帰宅した。警察はユン容疑者の工事入札不正疑惑など事業と関連した部分を集中的に追及したと知られている。警察は来週中にユン容疑者を再び呼ぶ方針だ。

警察庁の関係者は、「ユン容疑者が捜査に積極的に協力する考えを示した」とし、「1回目の取調べでユン容疑者から確認しなければならない部分の中で半分ぐらいを確認し、次回の取調べで性的接待関連疑惑など他の主要容疑について調べる計画だ」と話した。