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世界のメディア「サイの新しいダンスを早く見てみたい」

世界のメディア「サイの新しいダンスを早く見てみたい」

Posted April. 13, 2013 03:28,   

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12日発表された歌手・サイ(本名=バク・ジェサン、36、写真)の新曲「ジェントルマン」に、世界メディアの注目が集まっている。ヒットの可能性を巡り、さまざまな意見が続いている。

米時事週刊誌「タイム」のオンライン版は、メイン画面に「ジェントルマン」の発表ニュースを配置した。「聞いてみなさい:サイの新たなシングル・ジェントルマンをオンライン上でリリース」というタイトルの記事でタイムは、「とんでもないヒットを記録した(「江南(ガンナム)スタイル」)とは似ていないが、この曲は、韓国人ラッパー、(サイ)ならではのエレクトロニックビートを備えている」と評した。

米人気音楽専門チャンネル・ヒューズは、ホームページのメインに、「サイの新しいシングル・ジェントルマンが届いた」と書きたてた。フューズは、「サイならではのカリスマのあるラップスタイルや嵌りがちなエレクトロニックビートを再び聞くことができる。『江南スタイル』より、さらに滑らかに作られ、英語もより多めに入っている」とし、「ハイライトは、、大変面白い(super−fun)というリフレーン、『汗を流させる!塗らせてあげる!オレを何様だと思う!』だ」と紹介した。しかし、ヒットの可能性については、「『ジェントルマン』が、果たして『江南スタイル』のように絶え間なくパロディされるだろうか?たぶん、違うだろう」と書いた。

国内の音楽専門家らは、「ジェントルマン」は、海外市場を狙ってうまく設計された曲だということにおおむね同意した。ただ、この曲がサイに、連打のヒットを抱かせるかどうかについての判断は、プロモーションビデオやダンスが公開されてからと、見合わせた。

大衆音楽評論家のカン・イルグォン氏は、「歌詞を、単語を並べることに重点を置いており、『江南スタイル」より、さらにリズムを合わせることに気を使った。米大衆を攻略しようとして名残がはっきりとしている』とし、「音響的面では、『江南スタイル』と同様に、世界市場に出しても遜色がない」と主張した。

大衆音楽評論家のソン・ギチョル氏は、「『江南スタイル』より、踊るのによりよいテンポの歌だ。1990年代半ばや後半のダンス音楽と軌を一にしている」とし、「覚えやすいメロディーを繰り返しており、歌詞においても、『マリヤ』、『アルランガモラ』でリズムを活かした。『江南スタイル』が満たされている感じなら、『ジェントルマン』はより圧縮された感じだ」と主張した。

「ジェントルマン」は、国内主要音源サービスサイトで、軒並みリアルタイムチャートトップに躍り出た。ストリーミング(リアルタイムで聞くこと)が集中する話題の曲が、リアルタイムチャートのトップにつくのはよくあることであり、まだ、これで、国内市場での成功とみなすには、まだ早い。

サイは13日午後6時30分、ソウルワールドカップスタジアムで行われるコンサート「ハプニング」で、「ジェントルマン」のライブ舞台を初披露する。公演は、ユーチューブで世界に向け同時生中継される。

新しい振り付けやユモアコードが盛り込まれている「ジェントルマン」のプロモーションビデオは、当初12日に発表する予定だったが、公開が見送られた。YGエンターテインメントの関係者は、「最終編集に力を入れている。早ければ、公演が行われる13日に、ユーチューブを始め、ネット上に公開する予定だ」と明らかにした。



imi@donga.com