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地方の旧都市再生で「中枢都市」開発、国土部が10都市選定

地方の旧都市再生で「中枢都市」開発、国土部が10都市選定

Posted April. 05, 2013 03:17,   

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政府が新都市や大規模な宅地地区の開発を中断する代わりに、衰退した既存都市を活性化する方向で開発を推進する。これを受け、地方に10ヵ所以上の中枢都市が育成される見通しだ。「第2の鉄道公社」の新設など、鉄道競争体制の導入と関連しては、来月、具体的な方策を打ち出す方針だ。

国土交通部(国土部)は4日、世宗(セジョン)市の政府世宗庁舎で朴槿恵(パク・クンヘ)大統領にこのような内容を柱とする13年度業務計画を報告した。

国土部は今年から立ち遅れた地方の拠点都市を支援して、全国に10ヵ所以上の中枢都市圏を作ることにした。既存都心の最開発・再建築を活性化して地方の旧都市に活気を吹き込む「都市再生」方式を進める。

全州(チョンジュ)・忠州(チュンジュ)・春川(チュンチョン)のような地方拠点都市を集中的に開発するか、全州・群山(クンサン)・益山(イクサン)のように似た規模の中小都市を連携して、開発する方式で中枢都市圏が育成される。国土部は中枢都市圏を政府が人為的に造成せず、地方自治体の自発的な申請を受けて支援することにした。

国土部はこれに向けて6月までに「都市再生特別法」を制定し、14年から都市再生事業を本格推進できるように、首相室傘下に都市再生特別委員会を設置することにした。

朴麒豊(パク・キプン)国土部1次官は、「これまで地域開発事業が過度に大きな青写真を描いて、立ち遅れた地域を中心に進められたため、いざ人口の90%が暮らしている既存の都心が衰退している」とし、「都市圏を選択して集中的にそれぞれの地域の成長をけん引する拠点に育成するのが最も現実的な地域均衡発展方策になる」と話した。

国土部はこれと共に朴大統領の公約に従って、慶尚道(キョンサンド)と全羅道(チョルラド)が隣接した蟾津江(ソムジンガン)辺を東西統合の象徴地帯に育成することにした。また、非武装地帯(DMZ)一帯には平和地帯を造成することにし、今月中に研究用役に着手する方針だ。



imsoo@donga.com