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豪州でまた人種差別、旅行するのが怖い

Posted April. 03, 2013 03:39,   

한국어

「お前ら、英語はしゃべれるか。豪州に何をしに来たのか。早く帰れ。この野郎(fucking bastards)」

先月30日午後7時30分ごろ、豪州シドニー都心のタウンホールを走っていた市内バスで40代に思われる白人男性が韓国人に見られるアジア人中年女性に大きな声で暴言を吐いた。

シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)は2日、「女性と同行したアジア人の男性が白人男性に近づいて『観光客だ。すまない』と繰り返して言いながら、白人男性を落ち着かせようとしたが、白人男性はさらに大きな声で悪口を言った」と報道した。この白人男性は、「日本が第2次世界大戦の時に豪州を爆撃した」と言って、指で首を切る行動で2人を脅したりもした。

バスに乗っていた中国系豪州人のワン・ユンさんは、SMHとのインタビューで、「私と他の中国系女性を除いては、その白人を制止しようとする人がいなかった。私の母が豪州に来て、あのような目に遭ったらどうしようという気がした」と話した。

ワンさんと一緒に白人男性を止めようとした中国系女性は、騒ぎ立てる白人男性にバスから降りることを要求しながら、彼の様子を動画で撮影してユーチューブにアップロードした。先月はパースである白人女性がバスに一緒に乗った中国系女性に「英語でしゃべれ」と叫びながら荒く振る舞う様子が撮られた動画がユーチューブにアップロードされて議論になった。



sohn@donga.com