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「麻薬」扱いのプロポフォール、看護士が病院から盗んで自分に注入

「麻薬」扱いのプロポフォール、看護士が病院から盗んで自分に注入

Posted March. 25, 2013 03:13,   

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9日午後、ソウル中区(チュング)のある総合病院の内科病棟。ここに就業して9日になった看護士のキム某容疑者(36・女)はいわゆる「牛乳注射」と呼ばれるプロポフォールとミダゾラムに好奇心ができた。プロポフォールは手術前の前身麻酔に使われ、ミダゾラムは睡眠内視鏡のための睡眠誘導に主に使われる。マスコミの報道を聞いて、「芸能人のように一度打ってもらいたい」という気になった。ただでさえ新しい職場生活に疲れていたところだった。

キム容疑者は他の看護士の目を盗んで9日から4日間、プロポフォールのアンプル5本とミダゾラムのアンプル1本を盗んで家へ持って帰った。眠る前に一度に2〜3ccずつ投薬した。病院の内科病棟には他の看護士6人が一緒に働いていたが、気づかれなかった。21日、医薬品の数量が合わないことを知った病院は自体調査を実施してキム容疑者の窃盗を確認した後、警察に通報した。

ソウル南大門(ナムデムン)警察署は麻薬類管理法違反の疑いでキム容疑者を不拘束立件したと、24日発表した。警察の関係者は、「看護士経歴6年のキム容疑者が常習投薬した可能性があって、キム容疑者の毛髪と小便を国立科学捜査研究院に送った」と話した。



jikim@donga.com