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戦争危機拡散の噂、112通報件数が普段の5倍

戦争危機拡散の噂、112通報件数が普段の5倍

Posted March. 14, 2013 08:41,   

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「戦争が起きるという噂が広がっているが、本当に戦争が起きるだろうか」

北朝鮮が10日、停戦協定を白紙化すると言って挑発脅威をした直後から、11日夜までの1日半の間に、警察の112通報センターにはタイトルのような携帯電話の文字メッセージが約2000件も入ってきた。今年に入って112の1日の平均文字メッセージ通報件数が230件であることを勘案すると、普段の5倍が殺到したわけだ。「戦争が起きるかも知れないのに、休校はしないのか」「北朝鮮が侵犯してきたら、私を助けてください」といった荒唐無稽な内容が殆どだ。警察はこのような通報に「根拠のない話だから、心配しなくてもいい。一般の苦情電話は182でお願いする」という内容の返事をその度送った。警察はある青少年が10日午後、警察から受け取った返事の文字メッセージをインターネットとSNSに流布した結果、これを面白がったほかの青少年までいたずらで通報したものと見ている。

問題は112文字通報が一気に殺到した場合、システム障害が発生していざ危急な通報処理に支障を来たしかねないという点だ。現在、文字通報は発信者の携帯電話の位置追跡をして管轄警察署を指定する方法で処理される。警察独自のシステムでその度に位置を確認しなければならないため、通報が一気に集中すると、動作ミスが発生する可能性がある。

今回のいたずら文字通報で112システムにトラブルが発生したわけではないが、受付要員が文字通報にその度に対応して時間を浪費した。警察は、「緊急出動を待っているほかの市民の安全を守るため、いたずらで文字通報をした場合、発信者を追跡して厳重処罰する方針だ」と話した。



neo@donga.com