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米国の韓国人団体、「金鍾勲氏の国籍論争は時代遅れ」

米国の韓国人団体、「金鍾勲氏の国籍論争は時代遅れ」

Posted February. 20, 2013 08:34,   

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金鍾勲(キム・ジョンフン)未来創造科学部長官候補者の二重国籍問題が議論になっている中で、在米韓国人社会が強い懸念と共に不満を示した。

250万在米韓国人同胞の代表機関の米州韓人会総連合会(米州総連)は18日(当地時間)、金内定者の二重国籍是非について、「時代に逆行する低級な認識」という立場の表明と共に、強力に対応する姿勢を示した。

ユ・ジンチョル米州総連会長は連合ニュースとの通話で、「韓国の政界が先頭に立って二重国政を許容していく状況で、公職候補者の国籍問題を話し合うこと自体が矛盾であり、言葉にならない」とし、「政治的有利・不利のため、一部政党とマスコミが是非を論じたら、座視しない」と話した。

ユ会長は、「祖先と肌の色が違う外国人も高位公職者になっているところに、米国国籍の韓国人は長官になってはいけないという言葉はダブルスタンダードであり、時代遅れの反米感情の発露、それ以上もそれ以下でもない」と批判した。

米州総連は金候補者の国会聴聞会など検証の過程で、二重国籍を問題視する政治家に対して、「政治的対応」に乗り出すことを検討中であると伝えられ、議論が増幅される余地がなくはない。

匿名を要求したある韓人会会長は、「かつての政府でも米市民権者が国籍を捨てて高位政治家に活動したが、何ら問題にならなかった」とし、「今相当数の野党高位幹部の配偶者や家族が米市民権者と聞いているが、二重国籍を言うなら、先に自分たちの国籍から整理してもらわないと困る」と警告した。

一方、ユ会長は、「金内定者は米国社会が認める誇らしい韓国人だ」とし、「朴槿惠(パク・グンヘ)次期大統領が父親のように外国の優秀な同胞の人材を呼び集めて、祖国に寄与する機会を提供したのは高く評価されるに値する」と話した。

米州総連は金鍾勲氏に対する朴次期大統領の長官内定を歓迎する別途の声明を発表する予定だ。