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李東洽氏の聴聞報告書採択ならず、李氏の辞退に圧力か

李東洽氏の聴聞報告書採択ならず、李氏の辞退に圧力か

Posted January. 25, 2013 07:34,   

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李東洽(イ・ドンフプ)憲法裁判所長候補者に対する人事聴聞審査経過報告書(聴聞報告書)の採択が事実上ならなかった。国家人事聴聞特別委員会は、当初24日全体会議を開いて、聴聞報告書を採択する計画だったが、与野党双方の意見の相違が狭まらず、会議そのものを開けなかった。

00年国会人事聴聞制度が導入されて以来、国会任命同意対象の候補者の人事聴聞報告書が採択されなかったのは今度が初めてだ。

人事聴聞特委のセヌリ党幹事のクォン・ソンドン議員はブリーフィングで、「セヌリ党は適格と不適格の意見を全て記載しようと提案したが、民主党が不適格の意見だけの記載を要求して合意に至らなかった」とし、「人事聴聞特委の活動終了を宣言する」と話した。

民主党幹事の崔載千(チェ・ジェチョン)議員は本紙との通話で、「今日で李候補者に対する政治的死亡宣告が言い渡されたようだ」と話した。

人事聴聞特委は聴聞会を終えた日から3日以内(李候補者の場合25日までに)に聴聞報告書を採択することになっている。国会議長が職権上程を通じて本会議に李候補者承認案件を上程して票決処理することはできる。しかし、国会の関係者は、「人事案件が職権上程を通じて処理された前例がない」と話した。

たとえ票決に付されても与党内で反対意見が少なくなくて、否決される可能性がある。このため、政界では李候補者が自ら辞退する可能性を提起されている。セヌリ党が聴聞報告書を採択せずに活動終了を宣言したこと自体が李候補者に辞退を働きかけたことだという分析も出ている。

承認案処理のための本会議を開く必要性も無くなって、1月の臨時国会も事実上霧散した。与野党は内部的に2月の臨時国会を準備している。



kky@donga.com