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「特権廃止」公約チャラに…国会議員の厚かましいDNAに世論沸騰

「特権廃止」公約チャラに…国会議員の厚かましいDNAに世論沸騰

Posted January. 05, 2013 04:21,   

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選挙を控えて与野党が打ち出した「国会議員の特権廃止」の約束が守られないまま、予算案処理の過程で旧態が繰り返されたことを受け、市民たちから激しい怒りの声が上っている。法定期限を超えて予算案を処理していながら、血税で外遊に出た与野党議員らと特権放棄の約束を守らない政治に対する批判的書き込みでポータルサイト掲示板は溢れ返っている。

あるツイッターユーザーは、「選挙が終わって間もないのに態度を一変させている。政治家には『図々しいDNA』というのが別途あるようだ」とつぶやいた。別のネットユーザーは「国を駄目にする人間たちを選んだ国民の責任の方が重い。次の選挙では必ず落とすべきだ」と書き込んだ。「外遊に出た議員たちは帰って来るな。議員の数でも減らせるから」「マンション団地の自治会代表だって、あんたたちよりは増しだろう。自治会代表さん御免なさい」「全斗煥(チョン・ドゥファン)は何してんだ。早く出てきて、国会解散させて国会議員たちみんな捕まえて三清(サムチョン)教育隊に送れ」などと激しい内容が殆どであるほど、国民は激しい怒りを表している。

市民団体も政治を激しく非難している。正しい社会市民会議は、7日の午前10時にソウル中区(チュング)の韓国プレスセンターで「国会議員特権廃止公約の履行を促す」緊急記者会見を開くことにしたことを4日明らかにした。市民団体が特権廃止公約の履行を求めたのは初めて。同団体は、記者会見で△議員年金の廃止のための憲政会支援法改正案を即刻的に可決させ、△議員給与明細を透明に公開し、△国民に謝罪し、特権廃止の公約を履行することを求める計画だ。

同団体の関係者は「議員年金の廃止を約束した与野党が、1日の予算案処理で憲政会支援金128億ウォンを原案通り通過させた」とし「特権を放棄するとしたのは選挙用のショーだったことが判明した。約束を破る政治家は、これ以上この国では通用しないことを見せつけるべきだ」と話した。

国会は議員年金廃止の約束の他にも、歳費30%削減など数々の特権放棄約束を守っていない。新年度予算案には議員300人の年間歳費を昨年水準の310億ウォンに策定して通過させた。「無労働無賃金」を約束していながら、昨年12月、18の常任委員会のうち13委員会が開かれていない状態で歳費はすべてもらっている。

批判的世論が沸騰すると、セヌリ党と民主統合党は3日、政治刷新特別委員会を設置することで暫定合意したが、市民たちは信用できないという反応だ。大学生のイム・ミジンさん(23・女)は、「特権が体化している政治家たちに国民との約束なんて意味があるんでしょうか。新年早々から政治方たちに裏切られた国民だけが可哀想だ」と語った。



yena@donga.com