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「知的能力の高い国が情報・バイオ革命時代を先導」

「知的能力の高い国が情報・バイオ革命時代を先導」

Posted January. 03, 2013 03:08,   

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「急速に発展する情報通信、バイオ技術など先端技術の発達に対応するため、国は伝統的な国富(national wealth)創出からさらに一歩進んで国家知識(national intelligence)を涵養しなければならない」

世界的な未来学者ジェローム・グレン・ミレニアムプロジェクト会長(写真)は、「政府は国民ひとり一人の知的能力増進を国の長期的目標に据えて強力に推進しなければならない」と語り、未来に備えるための国の積極的な役割を強調した。

グレン会長は昨年12月19日、米ワシントン所在の事務室で行われた本紙との新年インタビューで、30年に予想される未来の様子を展望し、韓国が準備しなければならない課題を詳しく述べた。

グレン会長は国家が知識涵養をけん引する必要性から提示した。同氏は、「人々は健康を管理するため、スポーツジムに加入するが、知的能力を涵養するメンタルビル(知的能力涵養)クラブには行かない。農耕社会では知的な人がそれほど必要ではなかったが、知識経済社会ではみんなが知的でなければならない」と強調した。

グレン会長は特に、インターネット時代が資本主義の姿を変えていくと見通した。同氏は、「資本主義では私的な企業が生産手段を所有したが、今はインターネットとソフトウェアも生産手段になり、たくさんの富がインターネットで創出される」と話した。グレン会長は、「インターネットでやりたい仕事をし、お金を稼げば、引退という概念も変わる。自宅でインターネットでお金を稼ぐ引退者らは国の経済的負担ではなく、経済的資産になる」と話した。



yhchoi65@donga.com