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清州40代性犯罪者、新型電子足輪を切って逃走

清州40代性犯罪者、新型電子足輪を切って逃走

Posted January. 01, 2013 04:53,   

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電子足輪(位置追跡電子装置)切断前科のある40代の性犯罪者が、また電子足輪を切って逃走し、警察が追跡に乗り出した。昨年12月31日、清州(チョンジュ)保護観察所などによると、29日午後6時半ごろ、忠清北道(チュンチョンブクド)清州市興徳区粉坪洞(フンドクグ・ブンピョンドン)のあるガソリンスタンド近くで、キム某容疑者(43、大田)が電子足輪を切って逃走した。

キム容疑者は13歳の男児に性的いたずらした容疑(青少年の性保護に関する法律違反)で大田(テジョン)地裁天安(チョンアン)支院から1年6ヵ月の実刑を言い渡されて服役した後、今年3月出所した。同容疑者は出所と共に5年の電子足輪付着命令を受けたが、2ヵ月後、これを切って逃走したが3日後自首した。当時、キム容疑者は、「酒を飲んで電子足輪を切って逃げた」と供述した。キム容疑者はこの容疑で拘束起訴されて6ヵ月間の懲役に服役した後、11月30日出所した。「特定犯罪者に対する位置追跡電子装置付着などに関する法律」は、電子足輪を破損した場合、7年以下の懲役か2000万ウォン以下の罰金に処するように定められている。

しかし、キム容疑者は出所1ヵ月でまた電子足輪を切って逃げた。今回キム容疑者が切って逃げた電子足輪は、法務部が旧型電子足輪毀損ケースが相次いでいることから、監視を強化するため、10年10月から新たに普及させたものだ。08年9月導入された旧型電子足輪は、付着者の肌の損傷を防ぎ、交通事故など応急状況発生時に対処できるよう、比較的に柔軟な素材のウレタンを使用したが、破損しやすくこれを切って逃走し検挙されるケースがたまたま発生した。

法務部は新型電子足輪普及当時、内部にスプリング鋼と毀損感知センサーを組み込んで旧型電子足輪より強度を4.4倍高め、ドライバーや錐などで切断実験も行ったと発表した。しかし、これも付着者が切断道具で切れることが分かり、補完策が急がれるという指摘が提起されている。



straw825@donga.com