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中国、尖閣に戦闘機投入を警告

Posted December. 29, 2012 03:27,   

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中国が、日本と領有権争いをしている尖閣諸島(中国名・釣魚島)に戦闘機の投入も辞さないことを示唆した。

楊宇軍国防部報道官は27日、記者会見を行い、尖閣問題と関連して、「日本が戦闘機を派遣して中国海洋監視飛行機を阻止した事件と関連して、中国軍隊は日本の自衛隊機の動向を監視しており、高度な警戒態勢を維持している」と明らかにしたと、国営新華社通信が報じた。

楊報道官は、「中国軍は与えられた任務と使命を断固として履行する」とし、「海洋監視当局と緊密に協力し、安全を保障して国家領土の主権と海洋権益を守る」と強調した。

特に、「中国も戦闘機で(日本に)対応するのか」という記者の質問に対して、「管轄範囲内で正常な巡回を行う」と答えた。中国軍も戦闘機投入で対抗できるということを日本側に警告したとみえる。

一方、米国と日本の東シナ海での監視活動に対する中国軍の備えも強化されていると、香港メディアが伝えた。28日、明報によると、東シナ海を管轄する人民解放軍空軍第26師団の早期警報機部隊が、今年3個の特殊旅団に拡大改編された。同部隊は、早期警報機と電子情報偵察機など11種の偵察機を保有している。2003年頃から南京、無錫、上海、蘇州など中国東南部の沿海地域に基地を置き、東シナ海一帯を集中的に偵察してきた。



mungchii@donga.com